家族ごっこ
□ちっと休憩
1ページ/5ページ
……全てを書くわけにはいけないので、不二:河村vs知念:平古場だけを書かせて貰います。
桃「良かったな!!越前!!」
桃城が越前の頭をポンポンと撫でる。
早「チッ…たかが、一勝したくらいで調子に乗りやがって…」
……その時、審判の人の声が聞こえた。
《これより、ダブルス2のバトルを行います。》
河「welcome、掛かってこいやbaby。年寄りに平気でボールぶつけるような卑怯な奴等許すわけにはいかないぜ。」
不「そうだね。」
……ボール(モンスターボール)を六角の顧問にぶつけた模様の比嘉中。
と、此処で訂正。
普通なら、此処に知念が来るはずなのですが、今回主役を出さないのは悲しいので、特別に主役を出させることにしました。
※テニプリではキチンと知念と平古場です。
あ、主役を呼んできたのは、木手です。
すると、彩花が比嘉中のジャージ(ぶかぶか)で着てきた。
河「あれ?もう一人は?てか、そこの子猫ちゃん……これは男子バトルだから出ていってくれないかな?」
『やだ。これも依頼だもん。』
不「依頼?」
早「木手ぇぇえ!!どういう事だ!!」
木「彼女は特殊なトレーナーなので依頼をして連れてきました。今回は良いと聞きましたので。」
早「まあ、良いさー…勝てば…な。おい、小娘!!負けたら承知しねぇぞ!!」
『五月蝿いおっさんは嫌いさー。さっさと口閉じないと私の子がキレるさ〜…』
平「だからあんにゃろデブ使うなって言ったろ!!永四郎!!」
いきなり、金髪の男の子が柵を飛び越えコートに入った。
木「そういう言い方は辞めなさいよ。平古場くん。ゴーヤ食わすよ。」
平「わーた、わーた、ゴーヤだけは勘弁。」
困ったように言う金髪の男の子は平古場と言うようだ。
平「ん?今回のパートナーさ、弱そうだけど可愛いさー」
『私からすれば、貴方の方が弱いです。』
……喧嘩が始まりそうだったので、木手が直々に止めに入った。
『申し訳ありません。』
木「気を付けてくださいよ。」
『はーい。』
《これより、ダブルス2青春学園河村・不二ペア対比嘉中水野・平古場ペアのバトルを開始します。ポケモンを出してください。》
河「いっけぇ!!俺のリザードン!!」
不「行ってくれ、カイリュー」
河村が出したポケモンはリザードン。
不二が出したポケモンはカイリューだった。
どちらも飛行タイプのポケモンだ。
『あら。私の方が有利ですね。狐音、出番ですよ!』
平「いけぇ!!俺のニューラ!!」
彩花が出したポケモンは狐音…イーブイだ。
そして、平古場のポケモンはニューラ。
カイリューには持ってこいの氷タイプ
平「お前、嘗めてるのか?ノーマルなんて弱いだけだろ」
『何、ふざけた事言ってるの?ハッ、私が何も考えずに狐音を出すわけ無いだろ。狐音、水タイプのシャワーズに進化!!』
すると、イーブイだった狐音の体が進化し、シャワーズになった。
狐《何時でもOKです。》
『良い子だ。』
全員唖然……
河「オラオラ、行くぜ沖縄!!燃えるぜバーニング!!リザードン、ニューラに火炎放射!!」
リ《バーニング!!》
『クスッ』
河村のリザードンが平古場のニューラに向かって火炎放射を繰り出した!!
平「おー、良いやっしーその火炎放射!!ニューラ、冷凍…」
……此処で早乙女が(あのババァに向かってやれ!)と合図を出した。
平「(チッ…やんのかよ。)ニューラ、(あのババァに)冷凍ビーム!!」
水「危ない!!不二先輩!!」
不二のカイリューがその冷凍ビームを避けた。
平「へ〜…やるやっしー」
すると、冷凍ビームが 青学顧問の方に向かっていった。
不「(しまった…彼の狙いは最初から…)」
桃「あっ!!バーさん!!」
河「うぉぉぉぉお!!リザードン!!先生を守れ!!」
リ《うぉぉぉぉお!!グレイト!!》
リザードンが青学顧問を守った。
『……クスッ…面白い…この試合。狐音、本気で攻めるよ。』
狐《はい。》
平「!!彼奴守りやがったし!」
『ハァ…なっていない。』
河村のリザードンがコートに戻った時だった。
『狐音、水の波動』
河「な!?しまっ」
河村のリザードンは水の波動を諸に食らってしまったため、70%減ってしまった。
『ありゃ?これでいったと思ったのにな〜…』
不「っ…カイリュー、シャワーズに向かって電磁波。」
カイリューがシャワーズに向かって電磁波を繰り出した。
『狐音、溶けて。』
狐《了解しました。》
狐音は溶けた。
そのお陰で不二のカイリューの電磁波を避けられた。
『Nice、狐音』
不「まさか…避けるなんてね…」
『フフ、嘗めてもらっては困りますよ。』
彩花は意地悪く笑った。
平「お前…プロなのか?」
『当たり前。』
河「!!なら、リザードン!!煉獄!!」
河村のリザードンはニューラに向かって煉獄を繰り出した。
ニューラは目を回して倒れてしまった。
平「!?」
『あーあ…本当バーカだね。私に任せな。狐音、まずリザードンから殺るよ♪リザードンに向けてハイドロポンプ。』
狐音は河村のリザードンに向けてハイドロポンプを繰り出した。
効果は抜群だ。
リザードンは目を回して倒れてしまった。
河「オーマイガ!!リザードン!!」
『河村…さん、後で……リザードンに会わせて貰えますか?』
河「オーbaby!!分かったぜ!!」
不「カイリュー、雷パンチ!!」
『!!』
不二のカイリューは彩花の狐音に雷パンチを繰り出した。
狐音に雷パンチは効果は抜群だ。
半分も減らされてしまった。
『……狐音、オーロラビーム!!』
狐音とのレベルが違いすぎているカイリューにとって、オーロラビームの効果は×8であった。
そうして、カイリューも目を回して倒れてしまった。
不「あ!!カイリュー!!」
《……カイリュー、リザードン戦闘不能!!よって、勝者比嘉中!!》
『お疲れ様。狐音。おいで。』
狐音は彩花の肩に載った。
『あ!ありがとうございました♪(ニコッ不二…さん、河村さん、良い試合になりました。』
可愛らしい笑顔で握手した彩花であった。
早「……水野…凄いな…お前」
『ははっ、そんな凄くないですよ。』
そう言うと、彩花は青学の方に向かっていった。