家族ごっこ

□彩花が消えて、アヤカが登場?
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今日は水野彩花≠ヘお休みだった。

「水野さんがお休みなんてつまらない!!」

「なんで休んじゃうんだよ〜!!」

と言う声が次々と聞こえてきた。

「でもさ、見た?」

「何を?」

「超美人なモデルみたいな子よ。」

「見てない!!ヤバッ!!見に行ってこよ♪」

「待って!もうすぐあのハゲの激怖先生の授業だから後で行こ!!」

……とまあ、アヤカの噂がたっていた。

……肝心のアヤカはと言うと、ポケモン達と話をしていた。

『ん、変わったでしょ?』

狐《最初誰か分かりませんでした!!》

『だろうね。』

すると、 そこに若桜郁人先生が来た。

若「誰だい?君は」

『初めまして、エンゼル・D・アヤカと申します♪(ニコッ』

美人+笑顔なので先生も惚れるしかなかった。

若「そ、そうなんだ///僕は若桜郁人だよ。宜しくね(ニコッ」

『宜しくお願いします♪(ニコッ』

効果抜群の笑顔。

若「所でこんなところで何してるの?」

『ポケモン達と遊んでおりました♪(ニコッ』

若「(か、可愛い///)」

『先生、どうしたんですか?顔が赤いですよ?』

ピトッと彩花は先生のおでこに自分のおでこをくっ付けた。

『んー…熱はありませんね。良かった』

微笑んだ彩花。

もう、若桜先生は茹で蛸のように真っ赤になっていた。

若「エンゼ『アヤカ。アヤカで良いですよ、先生(ニコッ』〜〜っ///アヤカちゃんは授業に出なくて良いの?」

『ええ、今日は休憩です。クスッ』

クスクスと可愛らしく笑うアヤカ。

ポケモンでさえ、顔が赤くなっていた。

そこへ、丁度?テニス部(何故居るのか不明)が通りかかった。

『ん?テニス部の皆さんも休憩ですか?』

幸「誰だい?君は」

『私ですか?私はエンゼル・D・アヤカです。宜しくお願いします♪(ニコッ』

可愛らしく笑ったのだが、全員にミーハーに見られたらしく、手を出したら叩かれた。

『っ!?』

若「アヤカちゃん、大丈夫かい?」

『大丈夫です。ですが、念のため、後で冷たいタオルででも冷やしておきます。あ、先生、後で保健室に行かせてもらいますね♪(ニコッ』

若「分かったよ。さて、僕は仕事をしに帰るね。またね、アヤカちゃん(ニコッ」

『はい、さよなら。先生。』

若桜先生は微笑むと、保健室の方に帰っていった。

『あー…めんどくさ。あー…ウザかった。』

いきなり口調が悪くなったアヤカ。

『っとに、ウザいバカしかいねぇな…テニス部は。』

幸「え、エンゼル…さん?」

『何?ウザいな。君達が勝手に勘違いしたんでしょうが。』

丸「勘違い?」

『ハァ…水野、それだけ言えばわかるわね?』

「「「「「「「「ハァアァ!?」」」」」」」」

ジ「え、ちょっと待て!!ハァ!?」

丸「おいおい、変わりすぎだろぃ!!」

『そりゃあ、ウィッグ被って伊達眼鏡して…ですものね。』

クスクス笑いながらアヤカは立ち上がった。

『さて、私は帰ります。面倒なことは避けたいんでね。』

柳生「面倒なこと?」

『授業が終わったら多分沢山の女子が来ると思うから。…苦しめば良いのに…』

ボソッと怖い事を言うアヤカ。

柳「水野は意外に毒舌だな。」

『そうかな?』

しゅんとして少し涙目になって上目遣いしているアヤカはまるで天使のようであった。
 

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