家族ごっこ
□トレーナーバトル
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ゼニガメ団の事から一週間が経った生徒会室でのある日の事…。
コンコン
とノックがした。
『どうぞ。』
ガチャッと扉を開けて入ってきたのは、テニス部レギュラーであった。
『何の用件ですか?』
切「俺とバトルしろ!!」
『どうするかな〜…久し振りにバトルしますか。皆、良いかな?』
海《僕は良いよ》
月《僕もOK》
讖《俺も良い》
全員がOKサインを出した。
『なら、バトルしようか。』
仁「赤也待ちんしゃい」
切「何でッスか!?」
仁「俺のポケモンも出たがっとるんよ。だから、ダブルスでやらんか?」
切「それで『良いよ。』なら、やりましょう!!」
『私が勝ったらもう2度と私に近寄らないでね。』
仁「俺等が勝ったらマネージャーになってもらうきに。」
……そんなこんなでバトル…テニスコートでバトルが始まった。
『出ておいて♪讖、海兎♪』
ポンポンと出てきたのは、レシラムの讖とリオル…嫌、進化したルカリオの海兎。
仁「ルカリオ!?何故伝説のポケモンを持っちょる!?チッ…ゾロア、行きんしゃい!!」
仁王が出したポケモンはゾロア。
切「じゃあ、ギラティナ、行けぇ!!」
切原が出したポケモンはギラティナ。
どちらも伝説のポケモンだが、彩花のポケモンとはレベルが違いすぎた。
『讖、海兎…油断は禁物だよ?ま、負けるわけないけど。』
讖《当たり前だ。》
海《絶対勝てるけど♪》
『信じてるよ。じゃあ、最初は貴方達に譲ってあげるわ。』
切「油断は禁物じゃなかったんスか?ギラティナ、龍の息吹!!」
ギラティナは龍の息吹をレシラムに向かって繰り出した。
効果は抜群なのだが、レベルの差があり、少ししかHPは減らなかった。
仁「ゾロア、高速移動じゃ。」
ゾロアは高速移動を繰り出した。
ゾロアの素早さが上がった。
『そんなこと、してて勝てると思った?バカ?讖、龍の波動をギラティナに!海兎はインファイトをゾロアに!』
讖は龍の波動をギラティナに繰り出した。
効果は抜群だ。
ギラティナはレベルの高い龍の波動に当たり、目を回して倒れた。
そして、海兎もインファイトをゾロアに向かって繰り出した。
此方も効果は抜群だ。
だが、あと少しHPが残ってしまった。
『……海兎、もう少し頑張ってね。』
海《ハイ!!》
仁「ゾロア、高速移動じゃ。」
またゾロアの素早さが上がった。
『……海兎、インファイト』
またゾロアに向かってインファイトを繰り出した海兎。
また効果は抜群だ。
遂にゾロアまで倒れた。
『お疲れ様、海兎、讖。』
海《勝ったよ♪彩花》
讖《勝って当たり前だが。》
『フフ、そうだね。さ、戻って♪』
讖と海兎はボールの中に戻っていった。