最強金髪少女
□虐め2
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……終に彩花がキレた。
そりゃあ、そうか。
だって、変な噂がたっているのだ。
『……誰が淫乱?てめぇ等さっさと殺せば良かったかしら?』
「きゃ、怖いwww自分が可愛いからって」
『お前等もう死刑で良いよね?貴方達、私がただの女だとか思ってるの?馬鹿?』
「ヴァリアーのただのクズ」
『……確かにヴァリアーの者ですけど、私、イタリアの王女だわ、馬鹿』
「……すいませんでしたァァァァァア!」
『ハッ、そんなんで終わるとでも?馬鹿!!』
丸「……」
『お前が犯人か…。覚悟は良いな?クズゴミ』
ガチでキレてる彩花。
『チッ…おい、テニス部全員呼べや。ハゲ』
丸「ハゲじゃねぇし!!」
『あ?うるせぇよ馬鹿』
丸「っ…分かったよぃ」
丸井はテニス部全員を部室に呼んだ。
『で、誰が流したんだ?この噂』
仁「噂じゃなくて本当の事じゃろ。お前さんこの前男と一緒にホテルに入っていったじゃろ。」
『は?当たり前だろ。焔漓は私の執事だ!!』
柳「執事?」
『ああ…なるほど。私がただの餓鬼としか見てなかったのね。あんた等全員死刑にしてあげるわ。私は、エンゼル・D・アヤカ。つまり、イタリアの23代目王女よ。』
……暫くの沈黙の後、全員一致
「「「「「「ハァ!?」」」」」」
『……ハァ…』
アヤカはパッと変装を解いた。
『異質を持った氷姫…そう呼ばれてるわ。』
アヤカは悲しそうな顔をしていた。
『……な?私の言った通りだったろ?雅治。皆、私から離れる。』
仁「!?」
『まあ、丁度良いけど。』
仁「学校…辞めるんか?」
『しかないじゃない。このあと、金目当てに因ってくる奴が多いのよ。あーあ、こんなことならさっさと殺しとけば良かったかな…。……最初から…仁王に会わなければ良かった。最初からテニス部なんて避ければ良かった。最初っから……』
ポロポロと涙を流し、彩花は泣き崩れた。
『……ま、泣いてても時間は戻らな……そうか!』
全員が?を浮かべてます。
『時間、戻して私達が出会わないようにすればいいんだ♪』
切「時間を…戻す?」
『あーあ、めんどい。やっぱり辞めた。ふぁ…くぅ…』
彩花は可愛らしい欠伸をして眠ってしまった。