最高の宝石
□自己紹介
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『あ、皆さ、自己紹介して。ヴァンとウェルは今日初めて来たんだから。』
ボクがそう言うと、ケルベロスから自己紹介を始めた。
ケ「僕はケン・L・ベルローズと言います。長いので、ケルベロスとお呼びください」
高「私は高遠遙一です。コード・ネームは地獄の傀儡師です。彩花を傷付けたら容赦なく殺しますので、ご注意を。」
遙一怖笑笑笑笑
『エンヴィー、拗ねてないで自己紹介しな。それと、ウサ吉とピョン吉は擬人化しとけ。』
ウサ《了解(*`・ω・)ゞ》
ピョン《擬人化♪擬人化♪》
クソかわwww
エ「俺は嫉妬のエンヴィー。ま、気軽にエンヴィーとでも呼べば。」
本当めんどくさいなw
『エンヴィー、こっちおいでー』
ボクが呼ぶと、エンヴィーは無理矢理ウェルをボクから引き離し、ボクに抱きついてきた。
ボクがエンヴィーの頭を撫でてやると、エンヴィーはスリスリと擦り寄ってきた。
『ほら、拗ねてたらもう撫でないよ?』
エ「o(>ω< )oヤダヤダ!!o( >ω<)o」
『(絵文字だけ)可愛いw』
エ「酷い!」
ボクは拗ねるのを辞めたエンヴィーを離すと、擬人化したウサ吉とピョン吉を見た。
ウサ《ウサ吉だよ》
ピョン《ウサ吉の弟のピョン吉だよ!宜しくね!》
で、言い終わると即効擬人化解除する2匹。……そんなに擬人化嫌かw
ウ「では、僕も自己紹介するね。ボクはウェル。ナイトメアアイランドでクイーンに作られたもう存在しない人b(高「存在しない人物とかは言わない方が良いですよ。彩花の地雷を踏みますので」あ、ハイ。」
『ナイス遙一。
ウェル、クイーンに造られたからとかはどうでもいいんだ。ボクが居なかったら今頃存在しないかもしれない。だけど、今現在進行形で君はボク等の前に居るだろ?だから、存在しないんじゃない。存在しているのだから…ね?』
ウ「うん!ありがとう、彩花」
『ィェ((・ω・*≡*・ω・))ィェ』
全「(何このクソかわ小動物。可愛すぎでしょ////)」
『で、次ヴァン……って言いたかったけど、辞めよう。あいつ等(大嫌いな弟達)が来る』
ヴ「アイツ等?」
高「彩花の弟達の事だよ」
ウ「何でそんな赤の他人みたいな言い方するの?」
『アイツ等が大嫌いだから。ボクはアイツ等を家族と思いたくない。ボクの家族は黒薔薇の館の皆だけだ』
ボクがそう言うと、ウェルが不思議そうにこう聞いてきた。
ウ「何でそんなに兄弟が嫌いなの?」
『何も知らないくせにボクを軽蔑するから。だから、ボクは家出して黒薔薇の館に居るようになった。』
あんな兄弟……大嫌い
ケ「僕等も何度か会いましたけど、決して良い人と呼べるレベルではありませんでした。」
高「良い人というより、最高に悪い人達ですよ。アレは。」
アレ扱いwww
エ「俺はもうアイツ等に会いたくないわ。って事で、部屋戻るわ」
『了解。部屋戻ったら植物に水やっといて。』
エ「分かった」
エンヴィーは部屋に戻っていった