新しい旅

□海の妖精
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〜コーンside〜


僕とデント、ポッドとサトシくん達はアヤカくんに言われた通り、近くの海辺に来ていた。


『ん、来たね。』


アヤカくんは海の中の大きな岩の上(濡れてないとこ)に座っていた。


『皆出ておいで』


アヤカくんは、アヤカくんのポケモン達を出した。


そして、桜の花弁ですかね?


桜の花弁を口元に付け、美しい音色を奏で始めました。


『♪♪♪〜♪』


サ「あれは…!!」


サトシくんの叫んだ方を見てみると、沢山の水ポケモン達がアヤカくんの周りで美しい音色を聞き入っていました。


玲「綺麗だろ。アヤカの桜笛は。」


桜笛…と言うらしいです。


コ「はい。とても感動しました。」


雅「だが、これからだぜ。アヤカの真の桜笛の美しさは。」


烏「アヤカが何のためにこの満月の夜に桜笛を奏でたか…これから分かるよ。あれは…アヤカにしか出来ない」


アヤカくんにしか出来ない…?


ア「あ、あれは!!カイオーガ!?」


「グォオォガ!」


デ「あれは、マナフィ!!」


「マナッ!!」


『♪♪♪〜♪♪』ニコッ


「フゥハフゥ♪フゥハフゥ♪フゥハフゥ♪」



ポ「マナフィまで歌い始めた!?」


『♪〜〜♪♪』


「ニョロー♪」


「ニョロト♪ニョロト♪」



サ「他のポケモン達も歌い始めた!?」


ポーン


サトシくんのミジュマルが勝手に出て、「ミジュ♪」と歌っていました。


玲「来たよ。アヤカの海の妖精の音色=v



海の妖精の音色?


何でしょうか…海の妖精の音色とは。


烏「アヤカの歌声を聞いた人がアヤカの事を海の妖精≠チて呼ぶから、海の妖精の音色って僕等は言ってるんだ。」


僕は「ザクッザクッ」と後ろから足音が聞こえたので、振り返ってみました。



すると、そこに居たのは…イッシュ地方のジムリーダー全員でした。



アロ「おや、あれはアヤカくんじゃないか。」


アー「美しい音色。水ポケモン達や僕等の心を鷲掴みするような歌声だねぇ。」


カ「本当綺麗」


玲「もっと凄いのがこれから来るぞ。」



玲音くんがそう言ったのと、同時にアヤカくんが桜笛を奏でるのを辞めた。



『〜♪♪♪』



そして、今度は綺麗な歌声で歌い始めた。



玲「あ、アヤカのところに行く。」



『〜♪♪♪』



玲音くんはラティオスの姿に戻ると、アヤカくんの所に飛んでいき、アヤカくんが脱いだマントを受け取って帰ってきた。



「フゥハフゥ♪フゥハフゥ♪」


マナフィの歌声が此方まで響く


「ピカァ〜チュウ♡」


サ「これが…海の妖精の歌声!!」


すると、アヤカくんの背中辺りが虹色に輝きだした。



アロ「本当に妖精って居たんだねぇ」



妖精!?


アー「ぼかぁ初めて妖精なんて見たよ…」


『〔妖精なんてパパとボクしか居ないからね〕』


気付くと、アヤカくんがイッシュ地方のジムリーダー達の目の前に来ていた。


『〔この姿では初めまして。アヤカです〕』ニコッ


アー「っ//」


『〔どうぞよろしくお願いいたします〕』


ふわりと微笑むアヤカくん。


サ「凄い…」


デ「マグレにしか会えない幻の妖精と会え、そしてバトル出来たなんて僕はなんて運が良いんだろう!」



出た。デントのめんどくさいものが…



 
 

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