KITUNE
□つー
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あ、おはよ。
ボク、水野彩花。
今ね…立海の演劇部に居るんだよね。
…早速ね、イジメが発生してるんスよ。←
あー…メンドイ
『ハァ…』
あ、言ってなかったけど、遙一やケルベロスとかヴァンは黒薔薇の館に居るけど、ウェルやウサ吉、ピョン吉やエンヴィーはすぐ近くに居るよ。
『すみません、先輩!』
「ん?何?どした?」
『ボク少し抜けます!』
「あー…また?」
『ハイ…;すいません;』
流石先輩…わかってらっしゃるwww
ボクは先輩から許可をもらうと、すぐに教室から出ていった。
あ、要らない情報だけど、ボク等の演劇部ねー、学校祭に劇やるんだ♪凄くね?www←
ハイ。要らない情報でしたーwww
…ボクは裏庭に着くと、イジメ集団の所に来た。
『やあ♥』←
ハイ、ふざけましたwww←
「なっ!?彩花様!?」
『うん、ボクだけどさ。何してるの?それ、イジメ≠セよね?♥』←
ボクがニッコリ笑うと、女子は蒼白い顔をしながら、ボクを睨み付けてきた。
「な、何よ!イジメじゃないわよ!」
『は?wイジメじゃない?w馬鹿じゃないの?wその子腕怪我してるし、君達がやったとこ見たんだけどwそれでイジメじゃないと?wやっぱり馬鹿だねw』
「はぁ!?彩花様でも許しませんよ!私達がやったとこ見たという証拠は?」
女子はボクを木に打ち付けた。
『いってぇwこれも証拠になるんだけどw馬鹿?w』
…やべwウェルがガチでキレてるw
ガサッと木上から降りてきたウェルの目は殺気で満ち溢れていた。
「ひっ!!」
アマ
ウ「おいそこのクソ女…彩花に何怪我させてるの?馬鹿?」
って、こら!
『ウェル、落ち着け』
ウェルは殺気で満ち溢れた目で女子達を睨み付けて、今にも女子達を殺しそうになっていた。
ウ「…チッ…。そこの女子は殺っても良いですよね。」
『ダメだ。てか、ボク等が居るのは女子に手出すためじゃないだろ。』
「っ…彩花様はこの女がテニス部と居るのを許せるのですか!?」
『別に?だって…
ボクに関係ねぇもん。』
「へっ!?」
「関係ねぇもん。って、彩花様はテニス部に興味は『ねぇ。』な、何ですって!?ダメです‼彩花様ともあろうお方が‼」
アマ
何なのこの女…ボクの事何もわからない人間の分際で勝手言わないでよね。
『興味無くて何が悪いの?てか、君達
自分勝手過ぎ。ボクが何に興味が無くたってボクの勝手だろう?』
「ですがっ!」
『そろそろ分かったら?てか、君達が好きなものをボクに押し付けるな』
ボクは女子達を睨み付けた。
「っ…!!ご、ごめんなさい!!」
『分かれば良いよ。さ、戻りな?』ニコッ
「はいっ!」
本当、これだから女子って嫌い。
『ウェル、戻りな。』
ウ「はい!」
ウェルは元の場所に戻った。
『さてと…君。』
ボクは先程の自分勝手の女子達に虐められていた女の子に近づいた。
「ヒィッ‼」
『怖がらせちゃったか…』
ま、良いか。
「あ、あの!ご、ごめんなさい!今の怖くてじゃなくて!あの、その、」
うん
『少し落ち着こうか。てか、場所を変えようか。』
ボクはなんか真っ赤になって震えている女子をお姫様抱っこし、走った。
「玲奈!!てめぇっ!離しやがれ!」
バキッ
いてぇ。何なのこの赤髪。
ウザ。
つーか、本当……馬鹿ナノカナ?
『…君、大丈夫?』
まずは女子の心配。当たり前だろ?
ボクのせいで傷が増えたら可哀想じゃん?
『で、君は馬鹿ナノカナ?会って早々殴る?人を。
それとどうしてくれるわけ?女装出来ないじゃん。』
「知らねぇよ‼てめぇが玲奈を襲おうとしていたのが悪いんだろーが!」
プッツン←あ。
『あは♥君、殺シテイイデスカ?』
殺シタイ…ボクの話を聞かないで勝手に決め付けて…
「丸井!何彼を殴ってるんだ…っ!?水野!?おまっ…」
『ねぇ、そこの丸い奴早く殴らせてくれねぇかなぁ?ボク、そんな気を長く持てる奴じゃないんだわ。そぉーやってさぁ…自分勝手に解釈して殴るの辞めてくれない?やってること馬鹿だからね?つーか、この学校ってそんなのが多い感じ?うわぁお。最悪。ボク只でさえ人嫌いなのにさぁ…。』
彩花君マジギレなう♥←
「は、自分勝手に解釈してねぇし。本当だろ?玲奈は真っ赤になって震えてるんだし」
『ウェルー♪』
ウ「りょーかい♪」
既にボクの隣に居たウェルにヤバくなったらボクを止めるように言っておいた。
丸「うぉっ!?そこのピエロの人あぶねぇぞ!そいつ、ゲイだし!」←
ブチッ←
『…ウェル?』
ウ「…は?あはは、君、彩花がゲイだと思ってるんだwww馬鹿じゃね?彩花は僕を救ってくれた恩人だし。恩人にそんな暴言吐かれたら僕もキレるよ?」
とか言いつつ、もうキレてるウェル