夢…だと良かった…

□生け贄にしてまえーーー!!
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こんにちは、水野彩花です。

私は今、自分のクラスに居るんですが…


《キャー!!幸村様格好良い!!》


このミーハー共が五月蝿いんですよ。


それと、私はテニス部が嫌いなので、テニス部の名前を聞きたくないんですよ。

何故って?

理不尽な理由を付けて、マネージャーちゃんを虐めるからですよ。

だって、【テニス部に興味が無いから】で虐めるって…理不尽にも程があるだろう…。

本当、自意識過剰共って大嫌い。

『本当、何処が良いんですか…』

誰も聞かないと思っていたのに…全員に聞こえていた。

仁「何じゃ、おまん…俺等に興味が無いんか。」

『い、いえ、興味深いですよ?』

嫌そうな顔しながら言ってやったぜ←


柳「嫌、水野は俺等に興味が無い。」

『……ハァ…何故、興味を持たなければならないんですか?そんな虐めッ子に興味があるわけないじゃないですか。』

これ、本音。


幸「フフッ、虐めッ子なんて言うね。そんなに虐められたいのかな?」

……

『……ハァ……うるせぇよ…黙れ。女顔が。アタシはアンタ等みたいな自意識過剰な奴は大嫌いなんだよね。ただの塵じゃん。』

ムカつくから、毒舌になってやったわ。

丸「な!?塵じゃねぇ!!」

『じゃあ何?カス?』

もうそろそろ、マジでヤバイかな…

『アンタ等と話している時間が勿体無い。じゃあな。』

私は、無理矢理テニス部を退けて(←危なく蹴りそうになった)屋上に行った。

〜屋上〜

ん〜…気持ち良い…

『流石、屋上。気持ち良い…。』

屋上は私のサボりスポット第3位だ。

2位は裏庭で、1位は勿論、音楽室。

音楽室は去年無くなった合唱部しか使っていなかったため、私が自由に使えるようにしてもらった。

私だけが入れるようになっている。

すると、屋上に誰かが入ってきた。

勿論、テニス部だった。

『チッ…面倒い。』

幸「やあ、水野さん。ちょっと待って。」

ガシッと腕を捕まれた。うう…虫酸が走る…

『……前髪のせいで誰だか分からないけど、男だな?離せ。』

ジ「見えないのかよ!!切れよ!!」

『え、面倒い。ヤダ。』

ま、見えるけど…さっさと離してほしい…

切「柳先輩、コイツって本当にミーハーじゃないんスか?」

柳「ああ、水野がミーハーじゃない格率10000%だ」

『ハァ…虫酸が走る。さっさと離せ。』

ああ、言ってしまった…

彼等の顔を見てみると…めっちゃ笑顔になってた!?


何で!?普通、顰めるでしょ!!


切「柳先輩!!俺、この人ならマネージャーでOKッス!!」

『……私、これから用事があるんで。離してください…』

捕まれた腕は捕まれたまま…

『キャアッ!?引っ張らないでよ!!』

バチンッ

あ、ヤバイ…幸村を叩いちゃった。


幸「クスッ…合格。ねぇ、マネージャーやってよ。」

『はい?篠木さんが居るでしょ!!』

幸「あの子はミーハーだから虐めていただけだよ。」

『嫌、どっちにしろ虐めるなよ!!』

柳生「Niceツッコミですね」

意味わかんねぇ!!

『ハァ…マネージャーを虐めるのなら私はマネージャーなんてやらない。』

幸「……虐めなければ良いんだね。」

『まあ…』

幸「よし、ブン太!!篠木を辞めさせてきて!!」

……これで虐めは終わるかな…

幸「じゃ、明日から3ヶ月合宿だから。」

『は?じゃ、その合宿に臨時でならマネージャーやってあげる。』

真「上から目線が気に食わんが、やってくれるのは有り難いな。」

幸「そうだね。篠木は仕事やらないで怯えてるんだもん。邪魔にしかなんない」

嫌嫌嫌…

『それ、アンタ等のせいだわ!!』

丸い豚が戻ってきた。

丸「喜んで辞めていったよぃ」

『当たり前だよぃ…』←

切るよ
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