題名のない日々

□non title
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それは、いつも通りの昼休み。


屋上で廻志と二人、並んで昼飯を食べながら。
いつものように他愛ない話をして。



…時々思うけど、しょっちゅう一緒に居るのによくこんなに話題があるもんだ。

幼なじみだから一緒に居るけど、他のヤツがこんなに四六時中寄ってきてたらウザイとしか思わないだろう。



そんなことを考えながら、ぼんやりと廻志の話に耳を傾けていると、不意に目が合った。


蒼み掛かった目を細めて柔らかに微笑む廻志は、素直にイイ男だと思う。


「…‥廻志ってさ‥」

「なに?」

「良く見るとカッコいいよね」


俺の言葉に目を丸くすると、直ぐに肩を揺らして笑いだした。



…なんで笑うかなぁι
本音なんだけど。






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