Love rouge
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タクシーに乗って、家についた。
玄関を静かに開けて、覗いた。
靴もないし、音も聞こえないみたい。
私は、中に入った。
靴を脱いで、
部屋に入った。
シャワーを浴びることにした。
シャワーを浴びて、服を着た。
タオルで頭を拭いた。
スマホが鳴った。
たぁーくんかなって思ったら、違った。
いつものスマホだった。
電話に出た。
「はい?」
≪紗羅、俺、≫
「タカくん?どうしたの?
≪……会いたい……≫
タカくんが消えそうな声で言った。
なんかあったんだ。
「いいよ、」
≪どこ?行くから、≫
「家にいるよ?じゃあ住所、送るね」
≪わかった、≫
タカくんが元気がなかった。
私はすぐに、住所を送った。
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