Love rouge
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ーAran:sideー
TAKAHIROさんが途中で来て、なんとか
打ち合わせも終わって、
シャワーを浴びようとシャワー室に向かった。
シャワー室の部屋に入ろうとしたら、
誰かが座り込んでいた。
思わず声をかけたら、
岩田さんの彼女だった。
彼女は目が潤んでいた。
なぜか色っぽくて、ドキッとした。
俺は手を差しのべたら、
彼女は俺の手を握った。
彼女の手は熱かった。
彼女はフラついていて、
よろけて、俺に抱きついた。
その瞬間、誰かの匂いがした。
TAKAHIROさんだ、
TAKAHIROさんの匂いが彼女からした。
疑問に思ったけれど、彼女の身体は熱くて
熱があるみたいだった。
彼女はすぐに離れて、打ち合わせを聞いてきた。
そういえば、岩田さんが探していたな。
彼女のスマホが鳴って、
彼女は行ってしまった。
なぜか、謎の人だなと思った。
まさか、
彼女と恋に落ちるなんて、
俺は何にも思わなかった。
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