Love rouge

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−takanori side−










仕事が忙しくて イライラしていた。










彼女のことも曖昧ですべてがめんどくさかった。









久保田「岩田さん、電話なってますよ!出なくていいんですか?」









マネージャーの久保田さんが言った。










誰からの電話からはわかっていた。









彼女だ。










最近、電話もラインもしないまま
ほったらかしにしていた。









めんどくさくなり
電源を切った。









久保田「うわっ。雨、降ってきましたね」









久保田さんが雨だと言った。










俺はふっと 窓を見た。









岩田「!!!」










窓をみた瞬間、

時間が止まったみたいに スローモーションに流れていた。









女の子が座りながら 雨にうたれて
大泣きしていた。









俺は 胸が熱くなった。









岩田「止めて」









久保田「えっ?」










岩田「車、止めて」










久保田さんは俺の急な答えに

戸惑いながら車を止めた。









俺は 急いでドアを開けて、走った。










雨にうたれながら………










気になったんだ。










泣きじゃくる 彼女を………











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