Love rouge
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友達は告白してみなよって
他人事みたいに軽く言うけど
その告白の勇気がほしい。
皐月「紗羅、早く告白しなきゃ、
センパイ取られちゃうよ。はやくしなよ」
紗羅「……………」
千里「紗羅だって心の準備がいるもんね!ゆっくりでいいんじゃないかな?」
皐月「なに言ってるのよ!!
いましなきゃいつするのよ!私は今すぐにでもした方がいいよ!!」
千里「皐月の気持ちはどうでもいいのよ!紗羅の気持ちが大事でしょ!!」
親友の二人がなぜか私の告白のことでモメている。
この光景は毎日のように見る。
心配してくれるのはいいけどさ……
でも もう告白しようかな。
二人は言い合いになっていて、私はそんな姿を毎回見るのも心苦しいから
思いきった。
紗羅「わかったよ。告白するよ……
だから、もう言い合いしないで。」
私は二人にそう言って 席をたった。
昼休みもあって 私はすぐにと思い
センパイの元へ
急いだ。
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