Love rouge
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久保田さんとタクシーを来るのを待っていた。
そしたら、スマホが鳴った。
タカくんかなっと思って、スマホを出したら、
鳴っていなくて、
私はふと思った。
もう一つのスマホが鳴っているのだ。
久保田「電話、出ないんですか?」
紗羅「あっ、で、ます」
私は、出るのを渋ったけれど、
仕方なく電話に出ることにした。
紗羅《---はい、》
?《紗羅、どこにいる?
もう帰ったか?》
私は久保田さんをチラッと見て、
少し離れたとこで話し始めた。
紗羅「たぁーくん。わたし、今日は、」
TAKAHIRO「まだいるなら、会えないか?
会いたいんだ‥‥‥」
紗羅「‥‥ごめんなさい、今日は、会えない‥‥‥」
TAKAHIRO「少しでいいんだ。」
紗羅「‥‥‥ごめんね、」
私は強引に電話を切った。
電話を切って、電源を切った。
スマホを抱きしめて、ある決意をした。
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