Love rouge

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部屋を出て、



悪いことをしてしまったような


気持ちがした。









私は、近くの椅子に座った。










「……どうしたらいいの」









タカくんが怒っていた。









でも、私達………









付き合ってない………










タカくんがなんで怒ってるのもわからない。









さっきのあれは、私達は付き合ってるみたい……









でも、付き合ってない………








だから私が誰と手を繋ごうが、タカくんには関係ないじゃない。









考えれば考えるほど、頭が痛い。










何時間たったのかわからないや。










待っても、出てこない。









すると、部屋のドアが開いた。










ゾロゾロと帰っていく。









さっき自己紹介した、白濱さんが出てきた。









「あっ!!」









白濱さんは私に気づいて、近づいてきてくれた。









亜嵐「二人なら、説教中ですよ、もうすぐで来ます!」









「あっありがとうございます」









白濱さんは頭を下げて、歩いて行ってしまった。









また数分、待った。









そしたら、たぁーくんが出てきた。









TAKAHIRO「紗羅、」









たぁーくんは私の元に歩いてきた。










「さっきはごめんなさい、」





TAKAHIRO「嫌、俺が悪いんだ。
そりゃあ岩ちゃん怒るよな。彼女が男と来て、手まで繋いでさ…」

「違うの、」







TAKAHIRO「えっ?」









「タカくんとは付き合ってないの、でも、」








TAKAHIRO「えっ?岩ちゃん、否定しなかったよ。いいから。
とりあえず、ごめんな」









「…………」









TAKAHIRO「岩ちゃん、もうすぐ来るからさ、じゃあまたな」









たぁーくんがまた寂しそうな顔をした。









私はたぁーくんの腕を掴んだ。










あのとき………









引き留めなければ……









よかったのかな………









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