Love rouge
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教室に入ったら、皐月が飛んできた。
皐月「紗羅!!!心配したよ!!!
昨日は、どこ行ってたの?お姉さんのとこにもいないし」
「ごめんね。あれ?千里は?」
千里の姿がなかった。
皐月「休み、後で話すよ。それより
朝のあの」
「!!!んっ?」
クラスの子が 雑誌を広げていた。
見たことある人だった。
「雑誌、貸してくれる?」
クラスの子「いいよ」
テレビと流行りにうとい私は、雑誌を見て、ようやく理解した。
「………タカくん………」
タカくんが雑誌に載っていたのだ。
「皐月、この人、知ってる?」
皐月「どれ?あぁー、岩ちゃんでしょ!!なに?紗羅、知らないの?
いますごく人気だよ、EXILEと三代目やってるの!私は断然、健ちゃんが好きだけどね!」
「……そっか…人気なんだ…」
そんなことを思っていたら、スマホが鳴った。
電話に出たら姉だった。
学校に来ているみたいだ、
私は急いで、姉の元に向かった。
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