Love rouge
□†･･･1
1ﾍﾟｰｼﾞ/6ﾍﾟｰｼﾞ
私が小学生のとき、
姉の恋人を好きになったことがあった。
私のことを妹のように可愛がってくれていた。
私も兄のように慕っていた。
好きだった。
離れたくなかったんだ、だけど、
彼は何も言わず離れていった。
ずるずると引きずっていたけど、
高校に入って、センパイを好きになった。
それで、
告白をしようか
悩んでる。
私なんて相手にしてくれない。
どうせフラれる。
すぐに思った。
けど……、
もし…告白をして
私を見て 付き合ってみるなんて言われたらって
先の言葉が頭に浮かぶ。
私だって………
彼がほしい。
友達と恋の話をしたい。
そんなことを毎日毎日 思っていた。
．