Love rouge

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ーtakanori sideー










紗羅を見送った後、



俺は彼女に会いに行った。










玲奈「急に来るなんて、どうしたの?
あんなに冷たかったのに……」









Takanori「話があって、来たんだ」









玲奈「話?なんの?」









Takanori「別れてほしいんだ………」










玲奈は驚いた顔をして、すぐに悲しそうな顔をした。









玲奈「嫌よ。別れないから」









Takanori「玲奈、わかってたんだろう。もう俺達はもうダメだって」









玲奈「わからない。私は好きだもん
別れないから」









玲奈は頬に涙を伝って、言った。









Takanori「俺は好きじゃないから、
他に好きなヤツができたから。頼む
別れてくれ、」









俺は頭を下げた。









玲奈「ダメよ。妊娠してるから、」









Takanori「は?ワケわかんないこと言うなよ、俺達、1年 そういうことしなかったろ?」









玲奈は泣きじゃくりだした。









玲奈「………剛典が私をほったらかしにするから………わたしっわたし……ひっ………」









Takanori「しょうがねーだろ。忙しいんだから。とにかく、もう無理だから、」










俺はそう言って、部屋を出ようとした、








玲奈「……剛典、待って、まっ…ひっ……うっ…いきが………ハアハア…
た……」








玲奈は俺を追いかけてきて、腕を掴んだ。









その瞬間、玲奈は過呼吸をおこした。









Takanori「玲奈、大丈夫か?」










俺は玲奈の名前を呼んで、



処置をした。










玲奈は段々と落ち着いてきた。









俺は側から離れようとしたけれど、



玲奈は後ろから俺を抱きしめた。










玲奈「行かないで………おねがい……一人にしないで………」









俺は振り向き、玲奈の手を振りほどいた。








Takanori「大丈夫だよ。もう少しいるから、暖かい飲み物 入れてくるから」









俺はキッチンに向かって、






紗羅にラインをした。









今日は会えないと、










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