..xoxo..

□2 お願いだから…
3ページ/5ページ













私はアキラさんの手を掴んで、言った。









莎羅「私にはこんな卑猥なこと、できません……お願いです………お願いですから………私に違う仕事にしてください………」









アキラさんは私を見てくれた。









真っ直ぐな瞳で………










莎羅「……ダメですか?あっ!!
アキラさんの家政婦とか!!アキラさんの身の回りのこととか………アキラさんの為になら………なんでもいいですから………お願いです……」









アキラさんは私の手を包み込んで、




私の耳元で言った。









「撤回すんなよ、」









アキラさんの低い声に顔がなぜか赤くなるのが分かった。









「わりーな。この話はナシだ……また頼むわ」









アキラさんは私の手を掴んで、




いかがわしい店を出た。










私には嬉しくて………









ドキドキが止まらなかった。










次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ