..xoxo..
□2 お願いだから…
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私はアキラさんの手を掴んで、言った。
莎羅「私にはこんな卑猥なこと、できません……お願いです………お願いですから………私に違う仕事にしてください………」
アキラさんは私を見てくれた。
真っ直ぐな瞳で………
莎羅「……ダメですか?あっ!!
アキラさんの家政婦とか!!アキラさんの身の回りのこととか………アキラさんの為になら………なんでもいいですから………お願いです……」
アキラさんは私の手を包み込んで、
私の耳元で言った。
「撤回すんなよ、」
アキラさんの低い声に顔がなぜか赤くなるのが分かった。
「わりーな。この話はナシだ……また頼むわ」
アキラさんは私の手を掴んで、
いかがわしい店を出た。
私には嬉しくて………
ドキドキが止まらなかった。
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