創り上げる神々(原作

□マッスルタワー
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人を倒し、侵入するとマイクでホワイト将軍の声が聞こえた。



《聞こえるか小僧たち!!我がマッスルタワーにようこそ!!そこにある扉から階段を上がってこい!一番上の階に村長がいるぞ!!》

『じゃ、さっさと連れ戻そうか』

《お前達はここまであがって来れるかな!?がははははっ!!!》



そして、通信が途切れ、目の前にある木製の扉を開く。

中に入ると、男の人達が待ち構えていた。



「こんなガキをぶっ殺したところで晩メシのオカズにもなりゃしねぇが……女の方は楽しめそうだぜ」

「たっぷり可愛がってやるぜ?」

『あら、なら私のほうが可愛がってあげる』



着ていたジャンパーを脱ぎ捨てると私の足のスリットの所に目が行ってる。

……気持ち悪い。
おかけでこの服で油断させられそうだけど。



「……アルトは邪魔しないでくれよ、オラ一人でやる!」

『わかった』



それを聞き、男たちは笑いながら悟空のもとに行くが一人の男が、ふっ飛ばされた。

それに驚く周りの人たち。

それに焦りを覚えたのか、やけになって悟空に襲いかかるが、どんどんやられて倒れていく人達。

そして、最後の人が悟空は無理だと諦めて私に襲いかかってきた。



『おっと、それ以上近づかないでね?』



足をあげて男の顔面スレスレで足を止める。
角度的に下着は見えないはずだ。



「へっ、いい足してるじゃ…ぐへっ!」

『…汚い』



悟空に横からふっ飛ばされておかしな声を出す男。

これでこの階の人達は倒された。
悟空は熱くなったのか帽子とかを脱いで胴着姿になる。



『よし、上に行こう』

「おう」



走って次の階にいくと、巨大な男が椅子に座っていた。



『(確か…メタリック軍曹…だったっけ。ロボットだった気が……)』

「上に行く階段はそこにある。ただしこの俺を倒さないと上がることは出来ん」

「わ〜でっけぇな」

『悟空、コイツは私がやる』

「でも……」

『大丈夫。怪我はしないから』

「……わかった」



怪我をすると何故か悟空が怒ったりするからしないことを約束しとく。


その頃、ホワイト将軍とムラサキ曹長は1分もしないうちに私が倒されると予想していた。



『ほら、かかってきなさいよ』

「死ね!!」

『あんたがね』



メタリックが攻撃をしてきて、それを高くジャンプして避ける。
私がいたところを見ると床がへこんでる。


『あんなの食らったら…死にそう♪』



強い敵にワクワクする。

そして、少し離れたところにふわりと着地する。
確か頭をふっ飛ばしても倒れないんだよね…だったら粉々にしよう。



『粉砕してあげる』

「殺す!」



また殴りかかって来たからそれを避ける。



『か…め…は…め…波〜!!!』


少しぐらい手加減してかめはめ波を打つと頭が吹っ飛ばされていた。
だけど、それでも攻撃が続く。

攻撃を次々と避け、腕でや足を取っていく。

考えればグロいような絵だが、実際ロボットでオイルなども出てないから大丈夫。電池だもんね。

そして、体をバラバラにしたところでまだ電池が続いていたけど立つこともできないし腕もない。

そういうことでメタリック軍曹は1分以内で倒された。



「…ちょっとやりすぎじゃねぇか?」

『大丈夫。人間じゃないしこんなところに時間かけたくないから…ね?』

「それもそうだな!」



悟空の頭をポンッと撫でてから次の階に向かった。




その時、上の階で映像を見ていたホワイト将軍達は、焦る。
こんな細い少女にどんな力が出ているのか……と。

そして、慌ててムラサキ曹長は4階に行った。







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