創り上げる神々(原作

□占いババと6人の戦士
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また飛行機に乗って行くと、湖のところに建物が見えた。


『あれだね』


下に降りて、飛行機をカプセルに戻す。


「暑いところですね」
「僕達の他にも何人か来ているみたいだな」


その男の人たちの後に並ぶ。
すると、幽霊みたいな人が来た。


「なぁ、ここうれないばばの家か?」
「うれないではありません。占いババ様です」
『6人で参加するね』
「そうですか〜、では順番が来たらお呼びしますので」
「へんなやつ…」
「おい、参加って……どういう…」
『んー、ナイショ』


苦笑いして誤魔化す。


「おかしいと思わんか…並んでいるのはやけにゴツいやつらばかりだ…」


だけど、豪華な服を着たおじ様とおば様が出てきた。


「ゴツいやつばかりじゃないですか」
「うむ」
「はい、お次の方たちどうぞ〜」


そして、その男の人たちはすごい気合を入れて入っていった。

しばらくしてからその男の人たちの悲鳴が聞こえる。
悲鳴がやんだと思えば、全員が怪我をして出てきた。


「ざんねんでした〜またどうぞ〜。さぁお待ちどおさまでした〜」
「…………な、なんだ?今の連中どうしたんだ?」
「へっへっへ〜、さぁどうぞどうぞ」


答えてはくれない。
アルトはわかりきっているからスタスタと入っていく。


「おつれしました〜」
「おやまぁ、みんな随分と若いのう…」
「おめぇがうれないばばか?」
「うらないババじゃっ!!!」
「変な名前だなぁ」
「本名ではない!あだ名じゃ!」
「あのさぁ、探してほしいものがあるんだけど」
「いいとも、1千万ゼニーおだし」
「「1千万ゼニーーー!!??」」
『持ってないから別の方法でもいい?』
「やはりお主は知っているようだの…ではこっちにおいで」
「ど、どうするんですか…」


案内されてついていくと湖の上に建つリング。
そして、勝負方法が説明される。

6人と戦って勝てばタダで占いができる……と。
あれ……原作では5人じゃなかったっけ?
ま、いっか。

ウパとプーアルは戦えないから4人で参加することになった。


「ルールは?」
「ギブアップをするか、湖に落ちれば負けじゃ」
「僕が行きましょう!」


最初にクリリンが行くことになった。


クリリンの対戦相手はドラキュラマン。


「試合開始っ!!!!」
「軽く様子を見てみるか」


クリリンが蹴りを入れるがヒラリとかわされる。
そして、コウモリの姿になってクリリンの周りをチラチラと飛ぶ。

何をやってるのクリリンは…あんなのすぐ捕まえられるのに!


『クリリン!後ろ!!』


叫ぶのと同時にドラキュラマンはまた人間になって後ろからクリリンの頭に齧り付く。
ちゅーちゅーと血を吸われ続けるクリリン。


「クリリンふりほどけー!」
「ひひひ…はやくギブアップせんと出血大量で死ぬぞよ」
「これならどうだ!!」


ジャンプをして頭から落ちるがぎりぎりのところでドラキュラマンはクリリンから離れる。
そして、クリリンだけ頭をぶつけた。


「ガキの血は流石に美味いな。かなりご馳走になったぞ」
「どうじゃ?参ったか?参ったといえば輸血してやるぞい」


クリリンは血が足りなくてフラフラしている。

そして、怒ったクリリンは構えるが頭から血が吹き出した。
え、あれ大丈夫なの。


「怒るな!!気を沈めろ!ますます血が出てしまうぞっ!」


クリリンが手を合わせて落ち着いたが、噛まれたところから血が垂れている。
それを見た悟空はいらないことを言う。


「はははっ!クリリン毛が生えた見てぇだぞっ!!!」
『っ…くくっ…』
「うるさいっ!!!」


みんなが吹いてしまった中、クリリンが怒り、また血がでた。

流石にそれには効いたのかドラキュラマンの一撃で湖に落ちた。
助けだされて輸血をし、頭に包帯を巻くクリリン。

そして、次にドラキュラマンと戦う人を決める。
ヤムチャが作戦を考え、ウパとプーアルが出場できるようにして、2対1の試合が始まる。

ウパはにんにくを食べていて、その匂いを嗅がせてから標的をプーアルに変えさす。

ぎりぎりのところでハリネズミに変化して、痛手を追ったところでウパが十字架のポーズをする。
何をしているのかはぱっと見ではわからないが、十字架だと思考が過ぎればそれにしか見えなくなる。


そして、逃げるドラキュラマンをプーアルが手の形に変化して。ドラキュラマンを湖に叩き落とした。





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