小学生・中学生(4歳~の幼児を含む)は、スポーツ少年団の団員としての活動になります。(スポーツ少年団HPは別項)
空手道は怪我の少ない安全な競技スポーツとして定着していて男女の区別なく同じ練習が出来、運動の苦手なお子様でも出来る武道です。格闘技のイメージが強いかも知れませんが、組手試合では安全具を装着し拳サポーターをはめた突き技が安全具を掠めても試合では反則になり接触しないのがルールです(通称、寸止め)。そして体操のように技の組み合わせ(気迫、スピード、力強さ等を含めて)の優劣を競うのが形の試合です。
武道としての礼儀作法を重んじながらも、空手が好きになってもらえるような楽しい練習の場にしたいと思いますが、形が上手くなり組手が強くなることよりも、まず大きな声で挨拶や返事が出来、履物は脱ぎ捨てないで揃えておく、練習場への出入は一礼をする、人の目の前を黙って横切らない等これらが自然に出来ることが先で、社会に出た時に自分の身を守る技の一つになります。そして危険な状態に遭遇した時に大きな声を出せるのは周囲に気付いてもらう為の護身術の一つにもなります。
空手の練習はストレッチの効果や左右同じ運動ですのでバランスよく基礎体力を養うことにもなりますので他のスポーツも行いながらでも相乗効果になると思います。ただ空手は独特の立ち方や身体の動きが有りますので、なるべく習い始めは週二回くらいが早く覚えられます。基本技をある程度身に付けるまで期間がかかりますが、9〜12歳頃に身に付けた動きは一生忘れないと言われています。
そして基本技や形を習得していく過程で小さな目標が有りこれをクリアしていくことや形の試合等で人前で自分を表現することは良い経験の積み重ねになるかと思います。また級位を取得し帯の色が変わっていくと自信と自覚も生まれます。練習や試合等の経験(試合参加は任意)がどんな場面でも物怖じしない逆境にも強い人間へと育ててくれると思いますし、他人を思いやれる心の強い黒帯になってもらえると思います。
空手道に限らず日本の伝統武道を経験するのも礼儀作法と護身術を身に付けることにも為りますし将来何かのプラスになるかと思います。

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ