箕作と書いてミツクリと読みます。近くの箕作山という山に因んだ名称にしています。
空手は格闘技の印象があるかも知れないですが、けがの少ない安全な競技スポーツとして男女を問わず小学生から中高年、身体に
障がいのある方まで広く親しまれている武道で国体やインターハイ等の正式種目で、東京オリンピックの正式種目です。
競技は二種目あり、形競技は古来伝承されて来た形を演武し体操競技の様に技(スピード、力強さ、極め等)の優劣を競います。組手競技は安全具と拳にサポーターを装着し対戦しポイントを競います。一部の技を除いて相手に触れないのがルール(寸止め)ですので、けがも少なく安全な武道なのです。
全日本空手道連盟の競技規定に合わせた内容で練習しています。四大流派(剛柔流、糸東流、和道流、松濤館流)の松濤館流(ショウトウカン)を主に練習していますが、他流の経験者や出稽古(所属道場長の許可を要)も大歓迎ですが、所属道場を退会しての練習参加は不可です。
松濤館流には二十訓の中に「空手に先手なし」と言う文言が有ります。これは文字通り一撃必殺の技を練習する者は先に手を出さないという戒めで無駄な争いはせず謝って済むなら謝り、逃げられるなら逃げましょう、空手の技を使うのは大切な人を守る時だけですという意味です。また相手の立場を尊重すると言う意味にもなるそうです。最初に練習する松濤館流の「平安」という五つの形は全て第一挙動が受けで始まりますが「空手に先手なし」を意味するとも言われています。この様に技を習得していく中に先達の教えが含まれていますが、変動の激しい現代社会ではとかく先手必勝で我先にと為りがちで自分に余裕があってはじめての人に対する思いやりと言うのが私みたいな凡人には現実です。表現は違いますが有名な合気道の先生が自身を守る最強の技は?と尋ねられ「誰とでも仲良く出来ること」と応えておられます。自ら敵をつくる必要はありませんし無理に合わせる必要もないですが、波長の合う合わない色んな人達が複雑に交じりあう社会で様々な個性のある人達の立場を尊重することも「空手に先手なし」だと思います。
たとえ僅かでも心の余裕が他人を思いやる気持ちを生むそんな武道であってほしいと思います。難しいことですが現実に当てはめると、どんな口撃もさらりと受け流す心の余裕と強さが一番高度な技だと思います。

連絡、問合せ先

090−1390−6791 田中
(18〜21時は、移動中又は練習中で電話に出れません。着信があれば後で電話致します。SMSでも可)

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ