短い夢。

□所構わずキスをする。
1ページ/1ページ

「Mr.チャン、人前は嫌だって何度言えばわかるんですか!本気で嫌なんです!」最近所構わずキスをしてくるようになったMr.チャンに車内で怒鳴った。イエローフラッグまで迎えに来てくれたのは嬉しい。だがそこでロックやレビィ、エダやバオ、その他大勢の前で突然キスをして当然のように腰を抱き、みんなに軽くあいさつをして連れ出すのは本当にやめて欲しい。「キスくらいかまわんだろう?顔を見ると我慢ができん。」私の言う事など意にも介さぬ様子で言う。「かまいますよ!後でからかわれて恥ずかしい思いをするのは私なんですよ⁉︎Mr.もみんなにからかわれればいいんです!私だけ不公平ですよ!」私は恥ずかしさと怒りで顔を真っ赤に染めながらなおもMr.チャンに怒鳴った。「そうやって怒る君がまた可愛くてなぁ。やめられんし、やめたくない。」しれっと彼は言った。このど畜生。「嫌です!我慢して下さい!」「我慢ならしてるが?」相変わらずとぼけた声でそう言って「本当は舌を入れたいんだが、そこは我慢している。」そんなこと威張って言うな!「当たり前です!そんなの我慢のうちに入らないですよ!とにかく今度みんなの前でキスをしようとしたら全力で逃げますからね!」そう言うとニヤリと笑って「逃げる君を捕まえて無理矢理キスをするのもなかなか楽しそうだ。」そう言って顔を近づけると不意打ちでキスをして車のシートに押し付け逃がさない。舌を侵入させ逃げる私の舌をからめると執拗に口内を犯した。長いキスが終わり、唇を離すとそのまま至近距離で「我慢させるからこうなる。」とぬけぬけと言った。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ