ONEPIECE短編

□お前にメロメロ
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「もう1時か。終わりそうにねぇな」



ここ数日の潜入であまり書類整理が進んでない

明後日からもまた潜入捜査が始まるってのに。

アイツの顔がまた見れなくなる

アイツってのは革命軍にいる女戦士の名無しさん

見た目からは革命軍とは思えねぇ女で怒らせると怖ぇんだ。

でも普段はスゲー優しくて明るいいいやつ

革命軍のなかでも人気No.1で誰もが恋するって感じで

俺もその誰もが恋するうちの一人

何回か一緒に捜査をしたことがあってそんときに仲良くなった

最近各地に出回ることも多くなってきた俺たちは

なかなか会う機会が減ったし同じ捜査につくこともない

最近は名無しさん不足で死にそうな位だ



「眠くなってきたなぁ」



少しだけ仮眠して残りを終わらせよう

そうして俺は意識を手放した



次に目を冷ましたのはカリカリと言う音がしたときだった

俺以外に誰もいないはずの部屋でペンを走らせる音

紙をめくる音、判を押す音が響いていた



『よし。これで終わった』



すぐ横で聞き覚えがある声がする

今一番聞きたい声、会いたい人の声だ



『サボがこんなにためちゃうくらい忙しかったんだね』



書き上げた書類を纏めてふぅーっと息をはく愛しい人

毛布かけてくれたのも名無しさんなんだろ?



『頑張りすぎは体に悪いってサボが言ってたのに』



そう言って優しい手つきで髪を触ってくる名無しさん

ヤベェ、今の状況すげえ今俺得だな

俺は名無しさんにバレないくらいうっすらと目を開けた

ランプの炎に照らされる名無しさんが綺麗だった



『最近ちょっと頑張りすぎじゃない?』



私なんてサボに比べたら全然頑張ってないのかな

私はサボについていける人間になれる?

どうやったらずっとサボのとなりにいてもいい人間になれるの?

ってそう呟いて俺と同じように腕に頭をのせて頭だけ横になった



『キスしたいなんて本人目の前にして言えるのは寝てるときだけ。
起きてる本人目の前になんて恥ずかしすぎて言えない。
贅沢は言わないから一回だけ許してね』



チュッと可愛いリップ音を静かにならして名無しさんは俺の頬にキスをした



『じゃあね、おやすみサボ』



また一回頭を撫でてから部屋を出ていこうとする名無しさん

その後ろ姿に向けて俺はいった



「それズルくねぇか?」

『!』



案の定ビックリしてる名無しさん

好きなやつがとなりにいるのに気づかねぇわけないだろう

髪もあんなに触れられたら目が覚めるし

近くであんなこと言われたら二度寝なんてできねぇ



『お、おはよう?』

「ああ、おはよう」

『起きてたの?』

「名無しさんの、よしこれで終わった、のとこからな」

『まさか聞いてた?』

「バッチリ」



名無しさんの顔を真っ赤にさせるのは俺だけだろう?

それって期待してもいいんだよな?

頬にキスされたんだし期待以外に抱くもんなんてあるか?ないだろ?



「会いたかった」

『サボ…』

「離したくねぇな」



俺はゆっくりと名無しさんに近づく

名無しさんもゆっくりと俺に近づく

どちらからともなく抱き締める



「名無しさんはズルいな」

『ふふ。』

「期待してもいいんだよな?」

『俺のこと好きなんだろって?』

「ああ。どうやら俺は名無しさんにメロメロらしい」



だから離したくねぇし離さねぇ

行けるならどこまでも一緒がいいな

生きるも死ぬもずっと一緒がいい



「責任とってくれるか?」

『もちろん。』



嗚呼…もうこのメロメロから抜け出せることは一生ない



Fin


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海賊無双3をPSVitaでプレイ中の管理人です。
予約してなので発売日に取りに行って発売日からめっちゃプレイしてます。
もう2ヶ月?くらいたちましたけど、キャラコンまで
あと3人4人くらいまで終わってます。
成長限界突破してるキャラは一人もいませんが…
キャラのレアコインが全然出てこないんですよね。
サボなんてあとひとつコイン揃えば成長限界突破なのに。
今回の話はですね、そんな海賊無双3のサボのボイスのところに
あったメロメロを聞いて思い付きました。
そのメロメロのボイスがですね「あぁっ。それズルくねぇか」
って言ってて、あぁっのとこがめっちゃエロかったです。
気づいたら、古谷さん、そんなお声も出せるんですね!
サボで聞けてよかったです!もうこれで私は天国に行けます
くらいの勢いでPSVitaに向かって土下座してましたね←
それから何度もリピートして聞きまくって
鼻血だしてやろうかとも思いましたね←
海賊無双3、面白いので是非やってみてください。
では海賊無双3のサボのメロメロになったときのボイスを聞いて
書きたくなってかいてしまったネタでした

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