ONEPIECE短編

□俺が看病してやる
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『んー…』



体がだるい。股関節らへんが痛い



「名無しさん?起きてる?」

『ナミ?』

「入るわよ〜」



謎の体のダルさに襲われながら起き上がる



『あ…』

「名無しさん!?」



起き上がったと思っただけだった

起き上がると目の前が歪んでまたベッドに倒れた



「ちょっと名無しさん?!大丈夫?」

『ナミ、チョッパー呼んできて。体がだるい。
それに股関節らへんが痛いの』

「わかったわ!」



そう言って並みは大急ぎでチョッパーを呼んできてくれたんだけど

なぜか他のクルーみんな集まってきた



「大丈夫か名無しさん?」

『大丈夫って言いたいけど無理』

「今診てやるからな」



そう言って診断してくれるチョッパー

私が股関節らへんが痛いと言ったのを聞いて

んーとなっていた



「チョッパー?名無しさんの具合はどうなの?」

「名無しさんは大丈夫なのか?」

「熱が40度あるんだ」

「「「「ええ!?」」」」

「股関節らへんが痛いっていってただろ?
診てみたところ化膿性股関節炎だと思うんだ。」

「化膿性股関節炎?」

「化膿性股関節っていうのは股関節に細菌が侵入しておこる炎症なんだ。
可動域制限があるか、 増悪傾向にあるか、熱発があるとか
基本的な症状の把握したところ関節炎の場合
起炎菌にもよるけど通常38度以上の高い熱が出る場合が多いんだ。
関節炎をきたしているとほとんど動かせないし
触ると痛みを強く訴えることが多いのが特徴なんだよ」

「治るのか?」

「2ヶ月くらい安静にしたりちゃんと治療すれば治る」

「そうか!なら俺が看病してやる!」

『ルフィ…』



気持ちは嬉しいんだけどルフィでは今の私には

しんどいと言うか、結構うるさいんじゃないかと。



「ルフィ!あんたはうるさいからチョッパーに任せなさい」

「ええー!?でも名無しさんが苦しんでんのに
何もせずにいられねぇよ!」

「病人には医者がついてる方が一番なの。」



必死に看病してくれようとするルフィの気持ちが伝わってくる

これは断ったらルフィに悪いよね



『ナミ、いいよ。』

「名無しさん…」

『ルフィには手を繋いでてほしいな。
あとたまに話しかけたりしてほしい。』

「よし!じゃあ決まりだな!」

「ルフィ、名無しさんはこう言ってるけど、
病人なんだから静かにしておくのよ?」

「おう!」

「とにかく名無しさんを医務室のベッドに運ぼう!」



そうし2ヶ月近くのルフィによる私の看病生活が始まった
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