ONEPIECE短編

□約束したんだ
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「さあ次の島が見えたわよ!」

「どんな島なんだー?」

「えっとね、"フルーツ島"よ」

「フルーツ!?」

「そ。珍しいフルーツばかりある島。
中には高値のつくのもあるみたいよ」



麦わらの一味が到着したのはフルーツ島

名の通りフルーツが多い

色々なフルーツがあり、島に来る人が多い

フルーツ以外にもフルーツを使った香水や

芳香剤、アロマなどが売られている

しかし珍しいフルーツがあるだけに

柄の悪い海賊や貿易人があとをたたない

その為に兄妹でこの島を守っている者がいる



「二人とも強いらしいんだけど、妹は特に強いらしいの」

「海賊になれば2億は越えるだろうと言う噂もあるみたいよ」



ナミは地図を広げて説明する

島に入る方法は島の門だけ

それ以外はすべて島の木で守られている

街のどこにその兄妹がいるかはわからない

ルフィは強いと噂される妹をもし"あの人"であるならば

仲間にしたいと思っていた



「アーオ!着いたぜお前たち!俺が船番しといてやるから
買い物でもなんでもいってこい!」



フランキーの声にそれぞれが島に降りて街に向かう

フランキー船番組



「しっかし本当にフルーツばかりだな」

「そうだな。あと俺鼻がもげそう」



サンジとチョッパー組

チョッパーは重荷持ち係だが香りの強いフルーツに

鼻がやられそうになっていた

サンジはデザートに使えるフルーツを探しつつ

美しい女のしりを追いかけていく



「あら、これいい匂い」

「そうね。値段もいいものが多いわね」



ナミとロビンのお姉さま組

フルーツはサンジに任せて香水などを買いに来ている

色々な香水がありどれもほしいと思ってしまう

他にもシー◯◯ーズのような制汗剤などもあった

夏場などにはいい商品

その頃のルフィとブルック組



「ヨホホホホ!それにしても本当にフルーツ商品が一杯!
いい香りがしますねー!あ、私鼻ないんですけど!」

「んー。腹減ったなあ」

「試食などありませんでしょうかね」

「試食?」

「どんな味がるものなのかを知りたい人のために」
少し食べれるサービスですよ。あ、ほら、あれなんかが試食です」

「んまほー!」



試食を発見するや否やダッシュするルフィ

それを追いかけるブルック

とそのときだった。



「あ?なんだあ?」

「なにかあったんでしょうか」



少し離れた大広場で騒ぎ

気になったルフィとブルックは広場に向かう



「よおよお姉ちゃん、なんでフルーツ買いにきた俺らが
フルーツを買うなと言われなきゃならねーんだ?」



がたいのいい大勢の男に囲まれる女が一人

赤く長い髪に白い肌、相手を睨み付ける獣のような目



「女性一人になんてことを!」

「あ、アンタらいかない方がいいよ」

「?何故なんです?」

「あの娘はこの島の護衛の名無しさんちゃんだよ
あの子、強いから負けやしないよ」



目の前で囲まれてる女

もしかしてナミが話してた強いと噂される兄妹の妹?

するといつの間にかサンジやチョッパー

ナミやロビン、どこを回っていたのかウソップやゾロ

フランキーの船番組以外のメンバーが揃っていた



「おいおい、レディ一人に男何人もって何があったんだよ」
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