ONEPIECE短編

□俺が看病してやる
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ルフィは言われた通りに静かにそばにいてくれた

トイレに行きたいと言ったときも連れていってくれた

お風呂にはいれないから背中を拭いてくれたり

最初の方は起き上がることすらできなかったから

ご飯を食べさせてくれたり。

たまに私のご飯をいくつか食べてサンジ君に怒られたり。

寝るときもベッドのそばの椅子に座って手を握ったまま寝てたり。



『ありがと、ルフィ』

「いいぞ〜Zzzzzz」

『ふふ。寝ぼけてる』



1ヶ月もすると最初と比べてダルさも引いてきた

でもまだ安静にしておかないとダメなので

今日もルフィと一日を過ごす



『ルフィ、ウソップたちやブルックたちと
遊んできていいんだよ?私、もう大分よくなったし
トイレとかも一人で行けるよ?』

「ダメだ。俺は名無しさんがちゃんと治るまで看病する」

『ルフィ、そこまでしてくれるの?』

「おう!だって俺は名無しさんの"彼氏"だからな!」

『ルフィ…』



ルフィの優しい気持ちにこっちもほっこり

ほんと、いつも優しいルフィ



「名無しさん、治ったら鬼ごっことかやろうな!
あと名無しさんが作る菓子食いてえ!」

『うん。わかった』

「名無しさんは治ったらやりたいことやるか?」

『やりたいことね〜…』



治ったらやりたいこと

確かにルフィやウソップやチョッパーと元気に

鬼ごっこしたり手合わせしたり筋トレしたり

お菓子つくって食べたり…



「なんだ、ないのか?」

『あるよ。あるんだけど多すぎでどれからいったらいいのか』

「なんだ、多すぎるのか!できそうなのからやっていこう!」

『そうだね。できそうなのからならまずは
ルフィと一緒に芝生でお昼寝したいな』

「そんなんでいいのか?」

『いいの。私がやりたいことだから』

「しししっ。わかった!まずは昼寝だな。次は?」



お昼寝→手合わせ→おやつ→釣り→鬼ごっこ

といった感じになった

ルフィはどれも嫌がることなく了承してくれた



「じゃ早く治そうな」

『うん。チョッパーによるとあと2週間で動いてもいいって』

「そっか!よかったなあ!」

『うん!』



そして2週間後

無事チョッパーから動いてもいいと許可が出た

真っ先にルフィのところにいった



『ルフィ!治ったよ!』

「名無しさん!んじゃまた元気に遊べるな!」

『うん!あ、そうだ!ルフィ、目つぶって?』

「こうか?」



ん!と目を閉じるルフィ



『看病してくれてありがとう』



チュッと口付けする

触れるだけの軽いキスだけど。



『ほ、他のみんなにも心配かけてごめんって謝ってくるね!///
それ終わったら戻ってくるから待ってて!』



恥ずかしさから逃げるようにみんなのところに走っていった

後ろでルフィが、早く帰ってこいよー!、と手を降ってくれる

それに手を振り替えしてみんなをさがす

ルフィ、本当に2ヶ月ちかくも看病ありがとう





Fin



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看病ものでした。
化膿性股関節炎なんですが私自身かかったことがありまして
それはそれはしんどかったです。
私の時は発熱が42度でした。
歩けなかったですよ。立つこともできないし。
何もできなかったですね〜。
ある日急に炎症起こしてそのまま入院しました。
私の場合は股関節らへんが腫れ上がってましたね。
母に聞いたところ菌が入って腫れそれで熱が逃げなくなって
高熱に繋がった的な感じだったそうです。
みなさんも気を付けてくださいね(((^^;)
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