愛し愛され 、恋焦がれ

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   『 帰って来た アイツ 』










ナ「 なぁにぃぃぃ〜!!?ネルが帰って来るだとぉぉーっ!!?」



此処はマグノリアにある魔導士ギルド、妖精の尻尾

各々が仕事や娯楽の日々を過ごす中、1通の手紙がギルドに届いた



ミ「 えぇ。さっき、マスターの所にお手紙が届いたのよ、ほら。」


ハ「 本当だ、なになにぃ? “ 近々帰ります。” だって、ナツ。相変わらず、淡白な文章だねぇ。」


ナ「 ネルかぁ、ひっさしぶりだなぁ。何して遊んでやろうか…うっひっひっひ。」


グ「 ったく、別に今日帰って来るってわけじゃねぇだろ。…最低でも1週間は掛かるだろうし。」


ナ「 あ?何でだよ?今日手紙が届いたんだ、ネルは今日帰って来る!」


ハ「 ナツぅ…忘れたの?」


ナ「 あ?何をだ………あ、そうだった…。」


ウ「 誰なんですか?その、ネルさんって。」


ジ「 ジュビアも初めて聞く名前ですわ。」


ナ「 あぁ、そっか。ルーシィとか後から入ったヤツはネルの事知らねぇもんな。」


ハ「 ネルは妖精の尻尾の一員だよ!魔法は使えないけど。」


ウ「 それじゃあ、普通の人間って事ですか?」


ハ「 あいっ!でもみんなネルの事が大好きなんだ。」





 
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