愛し愛され 、恋焦がれ

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ー 翌日 ー



ナ「 ……ぅっぷ…。」


ウ「 わわわっ!ナツさんしっかりして下さい!すぐにトロイアをかけますから!」



目的地までの移動は六魔将軍戦で破壊されたけど修理が施されたクリスティーナ。

乗り物酔いのナツは案の定、こんな感じ。



グ「 ったく、情けねぇ。」


エ「 ところで今回の仕事、大掛かりな事は分かっているが具体的な内容についてはまだ聞かされていないぞ。」


ギ「 そうだったな。全員に説明しておく、今回の仕事内容は竜の討伐だ。」


ル「 竜の討伐ーっ!?そ、そんなのあたし達で出来るの!?」


ナ「 なーに言ってんだよ、ルーシィ。こっちには滅竜魔導士が4人もいるんだぜ!?」



とは言っても、あたし竜なんて見たことないしー!!!

ネルは滅竜魔導士って言っても魔法が使えない、つまり実質的な滅竜魔導士は3人。



『 大丈夫ですよ。僕が守りますから!』



とは言っても、魔法が使えないはず。

それに何だか様子が少し変。

冷静なネルが何故かナツの様に騒いで余裕気。

秘策か何かでもあるのかしら?



ウ「 雲行きが怪しくなって来ましたね…。」



気持ちの悪い風が流れて黒い雲があたし達の上を支配していく。

その時だった。



グ「 な、なんだこの異常なまでの魔力はっ!」


エ「 みんな気を付けろ!」



黒い雲が渦を巻き始め森にある泉に魔法陣が展開される。




 
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