NARUTO 我愛羅落ち(長編)

□カカシの決断!
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「「「「っ!!!!」」」」







カカシ「と、こうなる。」


カカシ「人質を取れれば、無理な二択をせまれ、挙句の果てに全滅する。
忍者はいつも命懸けだ。




こっち来い。



この石碑に書かれた名前、
これは全て里の英雄たちだ。」


柚李「!!…カカシさん。」(ボソッ

ナルト「それそれそれ、それー!!
それ、いい!英雄、英雄!!

決めたっ!おれもそこに名前を刻む!!

犬死なんてするかってばよ!!」

柚李「…ナルト」(ボソッ

カカシさんがこちらを振り向く。

っ!

カカシ「が、

ただの英雄じゃない。」


ナルト「へぇー、どんな英雄たちなんだってばよー!



ねー!ねー!」


パシッ
柚李「ナルトっ!!

もうそれ以上言わないで!!」
いてもたっても居られずナルトの頬を叩いてしまった。


「「「!!」」」

カカシ「…柚李。」

柚李「…っ!
うっ…。」
カカシさんに怒られてもら泣くの我慢したのに、ぼろぼろと涙がこぼれた。

あーあ、せっかく我慢してたのに。


柚李「…ごめ、ん


ナルトっ…」

カカシ「柚李ー、

おーいで。」

柚李「カカシさん…っ」
思わずカカシさんの方に駆け出した。


カカシさんが、ポンポンと背中を叩く。

カカシ「ほーら、泣かなーいの。」

柚李「うっ…


ごめん、なさい…っ…。」
カカシ「あやまんなくていいから…



ほんと、優しい子だな。
柚李は。」


柚李「…優しくなんか…ないよ
…。ぐすっ」

カカシ「フッ
十分過ぎるほど優しいよ、お前は。
落ち着いた??」
コクリ
柚李「…ありがとう。」

カカシ「どーいたしまーして。」なでなで


柚李「ナルト、この石碑に書かれた人達は、殉職した英雄達だよ。」

ナルト「じゅんしょく…??」
サクラ「任務で亡くなったってことよ…!」ボソッ

カカシ「この石碑は慰霊碑だ。


これには、おれの親友の名前も刻まれている。」


ナルト「っ!」


カカシ「お前らにもう一度チャンスをやる。しかし、昼からはもっと過酷な鈴取り合戦だ。挑戦したいやつだけ飯を食え。ただし、ナルトだけは昼飯抜き!」
ナルト「えぇっ!?」
カカシ「ルールを破って先に昼飯食べようとした罰だ。


もし、食わせたりしたら、そいつをその場で失格にする!
ここではおれがルールだ。わかったな。」

ナルト「ぐっ…。」
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