immortals

□immortals6
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「俺、何やってるんだろ・・」

ラボから走って出て行くなまえの後ろ姿を呆然と見つめながら、はあ...と力なくソファに腰を落とし頭を抱える。


「ごめんね、タダシ。私があんなこと言ったから」

ハニーレモンが本当に申し訳なさそうに眉をよせる。


「いや、俺がいけないんだ」


いつもだったら絶対あんなことしないのに。


最近ずっと徹夜続きで疲れてて、頭がまわらなくて。


とにかく無意識だった。


だからって抱きしめてしまうなんて無神経だったよな。


(絶対嫌われた・・・)


彼女への申し訳なさと、


もう口も聞いてくれないんじゃないかという怖さと、


いまだに自分の腕に残るなまえの感触や体温が自分を悩ませた。


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