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□君が私を心配してくれたことだけで嬉しい
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「杉山さん。起きて。」

優しい女の人の声
保健の先生だなと思いながら目を開ければ先生が優しい顔でけれど目は私を見据えていて、相談があるんだろ?とでもいう目で見てきた。


「なんでも話してね。」


『はい…』

私は、徹と喧嘩したことやすべてを話した


「それなら謝っちゃえばいいじゃない。あなたから謝ってしまえば全て終わりよ。頑張れ。」

先生。そんな簡単じゃないんだよ。

私と徹は。


『…ありがとうございました…』

部屋を出た。



今日の部活はやすんだ。

曇天の空が私を嘲笑っていた
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