HQ!!
□喧嘩して辛いから風邪ひいた。
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『はぁ…』
と大きな溜息を一つ吐き机と頭をつける。
「何。どうしたのサ」
溜息なんてらしくない。
と貴大が気にかけてくれる
あっわかったと言いたげな顔をした一静がこちらを見つめてくる。
「あれだろあれ。」
と一静はわかってくれてる
それでわかったのか貴大も
「あ、アレか。辛いのか？」
と言ってきてくれる。
『んっ…大丈夫…アレと風邪が重なってるだけ…保健室行ってくる…』
と言って教室を出る。
後ろから貴大と一静の心配なしゃべり声を聞いて幸せだなと思いながら。
そんな時間もすぐ終わってしまう。
廊下に出れば徹のファンたちがいる、見ただけで胸糞悪くなるわ気持ち悪い。
そんなことお構いなく徹のファンたちを通り過ぎ、保健室へ向かう。
しかし体が思い通りに動かない、徹のファンたちを通り過ぎることはできた
だがそれから一向に動かない
今は上りの階段の途中落ちたら捻挫。悪くて骨折だろうもしかしたら死ぬかもしれない。
ぐらり
体が後ろへ
何もない空間へ
落ちていく
あぁ、もうダメかもしれない。徹と仲直りしたかったなと考えていれば
「遊っ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」た誰かに呼ばれた。
それを最後に私は意識を手放した。