01/22の日記
02：56
おお振り*準→島
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俺はあの人にとって、
ピッチャーで
部活仲間で
ただの後輩で
夏の大会を優勝していたとしても、それでも終わりは来るのはわかってる
けど、その関係が終わりになるのを早めてしまったのは俺自身で。
…そんな言い方をするとあの人は怒るにきまってるから言わないけど、ね。
ピッチャーの重圧には慣れたつもりでいた。
マウンドでの余計な力みをとってくれることを学んだから
練習して、少しずつ自信をつけて
背負えてた気でいたんだ
みんなの思いも、俺の思いも、試合でちゃんと成果を出すと。
―――でも、負けた。
練習試合で負けたこともあるし、
勝負事なんだから、どちらかが勝って、どちらかが負ける。
そんなの誰に教わるまでもなく、当り前なのも理解してた
でも、
でも。
そうやって、ぐるぐる思考はぐちゃぐちゃのままで。
あそこでもっとこうしていれば、
もしあの時それを感じていられたなら。
試合の悪かった点を反省してるわけじゃない、
こんなたられば思考なんて
メリットになることなんかなにもないのに。
この悔しさをばねに、次の大会までに練習を重ねないといけないことは頭ではわかってるんだ。
・・・でも、とぐるぐるぐるぐる思考がとまらない。
もうすぐさよならだから
貴方に笑って伝えられるように
ちくしょ…っ
今少し泣くことを赦してください。
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