企画部屋

□プライべったー(BL編)
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サラリーマン物語@




某フォロワーさんがサラリーマン同期明高妄想を呟いたりしちゃったから、もう大変です。
明高の初夜を書きました
☆注意事項☆
・この2人は同じ会社に勤める同じ年の同期設定です
・文才、何それおいしいの? というくらい雑な文章です(人様のネタをお借りしたというのに)
・その部分は非常にあっさりです




営業一部と営業二部で合同の親睦会があったのは確かだ
僕の部署の女性達は営業一部の明智と飲めるということもあり定時前から交代で席を外しては顔が濃くなって戻ってきていた
女性は色々大変だなと思ったのも覚えている
親睦会が始まる前までのことは当然だけど、記憶に残っている
営業一部と二部の担当常務が乾杯の挨拶をして
一次会の僕は席を動くこともなく隣に座っている女性社員に

「高遠さんは〜、彼女とかいないんですかあ?」

なんて余計なお世話の質問をされていた時、明智はたくさんの女性に囲まれて楽しそうに会話をしていたような気がする
うん、一次会の僕はアルコールもほどほどに二次会の会場であるカラオケボックスへ行ったんだ
カラオケボックスでは明智が隣だった
同期ながらかっこいいな・・・と10cm高い身長の彼を少し上目使いに見たのも覚えている
かっこよくて、人望も厚くて、営業成績もよくて、歌もうまいなんて神様は不公平だな畜生と思いながら一次会よりお酒が進んだのもまだ覚えている
さあ、そろそろ記憶がおぼろげになるぞ



カラオケボックスを出た営業一部と営業二部の有志達は三々五々散らばって、僕は帰ろうとしていたと思う
明智に「たまには同期同士で飲まないか」と誘われてWINEBARに僕達は2人で3次会としゃれこんだ
2人で会社のこと、部長のダジャレがつまらないこと、音楽家・ショパンのこと、それは男2人で話す内容としてはごくごく当たり前のことだったと思う
明智に彼女の有無を聞かれたので僕は正直に「いない」と答え
僕も同じ質問を聞き返したら「いないよ」とやや顔を顰めて返答された
そういえば社内の女子社員との噂が度々立つみたいだけど真相はどうなんだろう
あまりプライベートなことを聞くのも憚れるし
やたらと明智が赤ワインを薦めてくるので僕はいつの間にか話すのが億劫なほどアルコールが体内に回ってしまっていた
この頃はもう、僕にしては珍しく深酔い状態
WINEBARをあとにする頃は、電車に乗れるかどうかも不安なくらいで
どうせ家に帰っても1人だし、明日は会社は休みだし、このままどこかマンガ喫茶で夜を明かそうかとそう思ってたんだけど――

「俺のところにこないか」

氣志團の歌のセリフみたいなことを唐突に明智が言いだすから
この男はどんなところに住んでいるのか少し興味が沸いてきて、お言葉に甘えることにした
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