ぬらりひょんの孫

□第一話
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あの落ちた少女は、
朝日の差し込む純和風の部屋で少女は布団に寝かされていた。

まったく…心配かけやがって!←

そんなこんなで、少したつと
少女の目蓋がピクリと動くと、その目蓋にに隠れていた、
少女の蒼い綺麗な目が表れた

少女は上体を起こし、
幼いながらも可愛らしい顔を眠いのか目をトロンとさせてあたりを見渡した

「ここどこ…」

ポツリとそう言うと
年相応な反応をせずむしろ大人びたしぐさで
ため息を吐きながら、よっこらっしょと立ち上がった。
ここまでくるとおばさんのような・・・

そうこうしている内に少女…否葵は布団を畳んで、人を探しに部屋の外に行ってしまったようだ。

葵がしばらく歩いていると
外に面した、だだっ広いこちらも純和風の部屋に出た。
その広さ、教室が二つは入りそうな広さである。
葵は縁側に座っている女性を見つけると
ホッと安心したように息をはくと、
少し小走りで女性に近ずき、背後から声をかけた。

「あ…あの…」

そう呼びかけるとその女性は葵のほうを振り返って笑いかけた

「おはよう、起きたのかい?」

葵はその問いには答えず
ただその女性の顔を呆然と見ていた

それもその筈だろう、この女性の容姿は絶世の美女と言われるような容姿なのだから

それはおいといて、

その女性は葵に呼びかけ
それを聞いた葵はハッとこの世界に返ってきた。
女性は笑いながら話しかけてきた。
いや、ずっと笑っていたんだけどもね

「どうしたの?」

その問いに葵は当たり前のように答えた

「いえ、すごくびじんさんだったのでビックリしただけですよ。」

とその答えにその女性は笑いながらありがとうと言った。

その女性は自分の隣を座るように叩いたので
葵は座ると、女性はさっきした質問をもう一回した

「で…起きたのかい?」

「はい」

「三歳なのにしっかりしているんだね」

と若干おどろいたようにいった
葵はなんで年齢知ってるんだろうと思ったがスルーした。

「ありがとうございます?
あなたがわたしをつれてきたんですか?」

「まぁまぁ、とりあえず自己紹介からね」

と笑ってやんわりとその話題をさけた

「まず
はじめまして、
時空と空間をつかさどる神で、名前は琴って言うんだ。
ちなみに君を連れてきた張本人です。
よろしくね。」

次は葵の番である。

「わたしは、おにご(鬼子)であおいといいます。
つれてくるならさきにいってください。
こちらこそです。」

女性…琴は葵のほうを見ると
笑ってこういった

                                            さて…君の質問に全部こたえてあげるよ   




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