ぬらりひょんの孫

□第四話
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リクオたちが無事に行った事を確認すると
葵の畏れ(と言う名のお前ら追いかけたらどうなるか分かっているな?オーラ)に身動きが出来なかった
百物語の方を向くと葵はニヤリと笑った

「もう動いてもいいよ?
 ただし、あの人達を追いかけたら…分かるよね?」

それを聞いた百物語(鏖地蔵含む)はその時全員同じ事を思ったんだそうだ

殺すんですね。はい、分かります


だがそんなことでは諦めないそうで百物語は葵に攻撃をしてきた
その時葵は鏖地蔵に跳び蹴りをした

「とー」

「ぐわぁ!
 な…何故ワシなのじゃ…てっ、なんで鉄扇を持ってこっちに来るんじゃ!?
 そしてそれを何処からだしたん…「うるさい」ぐふぅっ…」

葵は鉄扇で鏖地蔵を殴ると、数珠を出してこう言った

「うざったいので
 ちゃっちゃと祓って帰りますかね」

と少し笑いながら言うと
いつの間にか回収した鏖地蔵と一緒に逃げて行った

皆さんお忘れかもしれないが、
ただいま葵は瀕死の怪我を負っております

ということは、た「ドサッ…」おれるという事なんですよね

「あー…
 血を流しすぎたー…死ぬかも?」

と言いながらも立って帰るために歩き出した

だが、葵も流石にダメだったのか、体が傾いたとき
葵が感じたのが硬い地面ではなく衝撃もなかった

そう、感じたのは温かいものが自分を支えてくれた事と
なじみの深い声が聞こえたところで葵は意識を失った

「まったく…
 無茶をして…しかも傷物になりやがって…」

そういって琴は葵を抱きかかえ帰っていった
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