世界の名称はレザリア

レザリアには悪魔、妖、人間が存在し、互いに騙し合い殺し合い傷つけ合い、時には愛し合い励まし合いながら共存している

レザリアは三つの国により成り立つ世界

1つは人間が統治する国《アスタル》
1つは妖が統治する国《クロノス》
1つは悪魔が統治する国《ウロヴォス》

さらに、その三つの国に属さず全ての種族の共存を目指す組織《エレフセリア》という組織も存在している

三つの国の間では、アスタルとクロノス
ウロヴォスが幾度も衝突と休戦を繰り返し、そこにエレフセリアが仲裁として加わることも少なくはない

国の思想としては

アスタルは人間を神の子孫と称し、妖や悪魔を排除すべき絶対悪と見なす宗教的且つ軍事的国家であり、さらに貴族、民間人など階級制度が根強く、皇帝が全ての決定権を持っている、貧富の差が激しい

クロノスは妖こそ最強にして支配者たる存在だと主張し、人間を脆弱な種族と考え、悪魔に対しては賛否両論がある、非常に同族意識が高く、実力主義の国であり、妖の中でも特に高い戦闘力を持つ者が長となり国をまとめている

ウロヴォスは悪魔を絶対的な王者とし、さらに争いを好む為に世界は混沌とするべきと唱え、常に争いを起こしたがる戦争侵略国であり、国内でも争いが続いている、一応王政であり、騎士団も存在している

エレフセリアは、アスタルやクロノス、ウロヴォスの徹底した思想に疑問を感じ、共存を目指した人々の集まった組織であり、規律などはなく、種族の分別もない、自由を何より重視する平和主義の集まりだが、中には例外もいる


レザリアにはその他に魔物も存在し、戦えない非戦闘民は各国の軍人、騎士団、あるいは護衛などを生業とする者に依頼をし、護衛されなければ街の外に出ることは大変な危険を伴うことになる

この世界には魔術も存在しているが、誰もが使えるわけではなく、素質があり、尚且つ術式への理解がある頭脳明晰な者にしか扱えない

当然、争いと危険が多い世界な為に武器の所有も許可されているが、アスタルのみ、貴族未満の民間人は武器の所有を禁止されている

各国で法が違うこともあるので、注意が必要である


現在のレザリアは以上の様になっているが、今後この世界がどうなるかは、この世界に住まう者達により、変わっていくものである
 

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