More Dream

□低燃費系男子と高嶺の花4
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「そーいや、国見くんたちのバレー初めて見るなー」
楽しみっという先輩に罪悪感が生まれた

でもいつも通り、うまくサボりながら練習をやっていた 疲れるのは嫌だからだ 彼女もこんな俺を見てがっかりしただろうか

休憩が入り、桜井先輩が話しかけてきた

「国見くん、お疲れ様!国見くんって疲れるの嫌いなの?練習うまくサボってたね」
やっぱり彼女にはバレていた
「そうですよ 疲れるのは嫌いですし がっかりしましたか?」

だが予想外の反応をされた
「いや、別にがっかりなんかしないよ それが国見くんのスタイルなんだなーって思うだけだよ」

彼女は、もっとしっかりやれとか言わなかった 認めてくれたんだ自分のスタイルを…

「それに最初の方はほどほどにやってても最後の方でみんなが疲れている時に活躍するっていうのもいいと思うよ」

そこまでは考えなかったがそういう考え方もできるのかと気付かされた

やっぱり彼女は、きれいなだけでなく選手のことを常に考えてくれる そしてアドバイスしてくれる

多分どこを探しても彼女のような完璧なマネージャーはいないだろう

そして俺自身も前より彼女のことが気になっていた
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