More Dream

□月と太陽 番外編
1ページ/3ページ

〜その後〜

僕たちは付き合うことになって一応バレー部の人達には話しておこうと決め
交際宣言をしに行った

一部以外はおめでとうと言ってくれて
一部は嘆いていた
それから質問攻めにあって大変だったがこれでみんな必要以上にすみれに近づかなくなるだろう
彼女は僕のだ
僕だけを見てればいいんだ
自分にこんな感情があるなんて思ってなかった
「蛍くーん!一緒に帰ろ!」
なんて走ってくる彼女はとても可愛かった
そんな彼女を抱きしめて一瞬唇を奪った
彼女は恥ずかしそうに顔を真っ赤にして
「もう…ここ学校だよ!」
「大丈夫でしょ どうせ僕たちぐらいしか残ってないよ」
「なんか蛍くんだけ余裕そう…ドキドキしてるの私だけじゃん…」
「そんなことないよ」
と言ってもう一回強く彼女を抱きしめて心臓の音を聞かせた

「ふふ…本当だ!私と一緒だね!」

「ねえすみれ」
ん?と言って顔をあげる彼女に再び唇を重ねた
さっきよりも長く

『こんな時間が続けばいいのにね』
2人で笑いあって一緒に帰った


END
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ