笑えや笑え

□泣く
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『嘘でしょ』



「嘘じゃない」



『いやいやいやいや』


「現実を見ろ」




『無理無理無理無理』



「私だけではないぞ、隣には小平太も長次も三組には伊作も留三郎もいる。そこにいるのは文次郎だ」



「よ、よう」




『ま、じかよ』






「おーい名無し!俺もう友達出来たぜ!善法寺と食満っていうんだ!ほら、あれが名無し、よろしくしてやってくれよ!」




「あはは、やっぱりこいつが祐介か」


「一瞬でわかったんだよ!凄くない?」




「ん?お前ら知り合いだったの?」













「と、言うわけで、よろしくな名無し」



「よろしくね名無しちゃん」



「名無しは相変わらず腑抜けた顔してるな」


「牛乳飲め名無し」



「あー!名無しちゃん!!やっぱり会えた!」


「小平太…静かに…名無し、モソモソ」




「ほらな?ちなみにこの学校は小中高大一貫であいつらも要るぞ」









『マジっすか』




はいどうも、私名無しの名無しと申します。

本日はお日柄もよく雲1つ無い晴天です、そして側の花壇には綺麗なチューリップ達でございますよ。



えー只今私名無しの名無しは以前忍者の世界にタイムスリップしていたわけなのですが。


今やその人達と同級生ですよ


えぇ、えぇ、皆々様がおっしゃりたいこと、わたくし名無しの名無しは重々承知でございます。



光景と思考が噛み合ってない


まさにその一言に付きましょう。




さてさて、お話はこのくらいで一旦幕引きさせていただきます。



泣けない私はなぜあの瞬間泣いたのでしょうね、


今となっては謎です。



『祐介、ちょっと面貸せや』



「え、何で?」




「?」
「?」




急に恥ずかしくなってきたからあの日泣いたことは黙って置くよう釘指しておかねば!




「あ、そうだ名無し!お前泣けたんだってな!良かったじゃねぇか!」




『っぶぅぅぅぅぅ!!!』


「うわっきたねぇ!」




祐介は後で殺す







終わり








終わりです。終わらせました。


皆様応援有り難う御座いました!
結構複雑な話で頭爆発しました!
やっぱりシリアスにならなかったですね…無念です。
本来はもっともっと闇が深い女子の話が書きたかったんですが無理やりやりすぎて途中で何度もつまったりふらふらしたりしました。
ギャグが欲しくて食満君を乙女と呼ばせたり人を信じきれない様子など難しかったです。
特に雑渡さんの位置が微妙すぎて笑いました(笑)

続きが気になると応援のお言葉を沢山頂きまして…本当に嬉しかったです!


続編にするとしたら現代学園パロディって感じですかね?ラブコメもありか?
室町編?現代編?と区切るのも面白いかもしれません。

でもまぁそれはそれで詰みそうですが←


重複してしまいますが構成期間含め約5ヶ月間皆様応援のお言葉、本当にありがとうございました!

また次のお話できてお会いできたら幸いです。


17.05.23〜17.10.02

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