笑えや笑え

□ら
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それからおいぬちゃんも一緒に学園に向かいました
ご飯あるよっていったら付いてきてくれたよ。めちゃくちゃ頭良い!




学園の周辺で乙女や仙さま、伊作君に会ったけど泣きそうな顔をしててそのまま黙って雑渡さんについてきました。


考えるのも面倒なので



『戻ってごめんねごめんねー!』



とふざけましたが逆効果でした。

もうなんていうかお通夜状態

ちなみに雑渡は私をお姫様抱っこしてくれてます。幸せです。



あれよあれよと学園先生のところまで連れていかれまず謝ったら謝られた



『いやいや、いらないならいらないでいいので』


「そうじゃない、ワシらの予想を反して起こったことでな」



『嘘だーもう、忍者ってすぐ嘘つくんですね…疲れますまじで』



「信じてくれんかの」



『嫌ですよ。何人の忍者に嘘付かれたと思ってるんですか全く…嘘ばっかりの癖に信じろなんて疲れるわ』


「ふむ、ではここでことの真相を話すのはやめよう」



『あ、あれからどんくらいたちました?』



「2日じゃ」



『んじゃあと三日っすね』



「それまではどうかとどまってはくれぬだろうか」



『私は置かれている身、文句など無いです』



「…すまぬの」



『あの、殴ってきたやつに言っておいてくれますか?"文句があるなら口で言えや"と』




「…聞こえたか竹谷」




『あ、いるの?じゃぁもうひとつ。竹谷君って生物委員でしたよね?おいぬちゃんの食事準備してくれさい』



「名無しちゃん言葉がおかしいよ」



『あぁ伊作君、話しかけていいですかね?…ども、あのね伊作君、背中痛いんだけど…今日は苦い薬のみたくないから自分の鎮痛剤飲むね、今あれ飲んだら私死んじゃうから。あと三日あるし』


「…あれ飲んで死んだ人は居ないよ、それに、乱太『うん、わかった。すぐはぐらかして伝えないのは友達なのか疑問だったんだけどもうその手には乗りたくない。
君と乙女は私の恩人だからはっきりいうね。薬いらない。治療も嫌。部屋も戻りたくない。牢屋みたいなところで静かに三日間待ちたいの
私、今ね怒ってるんだ。

裏切られたとか嘘付かれたとかそんなんじゃなくさ、私は怒ってる。自分自身に。んで、当たり所がなくて爆発しそうなの。爆発したら死ぬのだからそっとして置いて欲しいって言ってるの』




「名無し…」



『ごめんな乙女、もう無理ぽ』




「名無しさん、今はどうか一人にならないで欲しいの私の部屋で過ごしてもらえるかしら」





『シナ先生と同じ部屋なんてドキドキして寝れません。牢屋で』







何度か押し問答になったけど背中の治療と風呂に入ったらそこでもいいと妥協頂けたので申し訳ないがそれを受けた



雑渡さんはずっと黙って私の側に居たけど山田先生と目で語り合ってたから事情はわからんがすんなり帰っていった


「3日後に」


っていってたから公開処刑でも見に来るのかしら?


魔女狩りならぬ天女狩り?



私は悪い魔女でも絶世の美女でも無いんだがな





只の、バカな女なんだけどな





神様さ、ちょっと過酷すぎやしません?
私の人生ハードモード過ぎでしょ


裕介に会いたい



死ぬ前に会いたい



3日後聞いたらすぐ実行しよう。


んでもって裕介にあって全部話して。


それから一人でゲームオーバーするぞ



最初っから無理ゲーだったんだよ




【至急!】室町にタイムスリップしたった【助けて!】



ってネットでしらべたい



マック食べたいな





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