笑えや笑え

□る
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「てなわけで…」



『はーい!忍術学園の雑用係になりました名無しの名無しでーす!


バリバリ動きたいと思ってますんでよろしくお願いいたしまーす!!』



ってな訳で働くよ!


朝礼はテンションだけで乗り切った


ってか私が部屋に居なかったから軽い捜索願いが出されてたと知ったときはなんかちょっと胸がきゅんとした。


これは、恋?




でも土井先生にめっちゃ怒られた。解せぬ。





「名無しちゃん!どうゆうこと!?今朝は何処に行ってたの!?」



『あ、伊作君おはよー!昨日はごめんねーちょーごめん!今朝は散歩しながら学園長せんせーとお話してたよー!友達やめないでね!』



「友達はやめないけど…その、色々と大丈夫なの?」




『大丈夫だよ!寧ろスッキリしたんだーマジごめん!あ、食満君とかいる?謝りたいの!』



「此処にいるぜ」



『おとめー!!昨日はマジすまんー!!』



「私には無いのか?」



『立花くーん!!!ごめんね!!許してぇー!!』



「名前で呼んだら許してやろう」



『仙蔵さまぁーおゆるしくだせぇ!!御慈悲を!!』




「俺もな」



『おとめー!!留ー!!けまとめー!!』



「留三郎!」



『留三郎きゅーん!!』



「こら待て!ちゃんと呼べ!」




『きゃー!乙女が追いかけてくるー七松君たっけてー!』



「小平太だ!」




『中在家くーん!!!』




「…長次」




『あ、潮江君!』



「わっ!急に止まるな!!」




『えっ?うわっ!!?』ドスンっ




乙女とじゃれてたら潮江君を発見して謝らなきゃーとおもって止まったら乙女が突っ込んできて二人でぶっ飛んで潮江君にぶつかった。



ってか潮江君が受け止めてくれた。私だけ



乙女が怒ってるけどしらね



なにこの胸板、私幸せです!!!






「…大丈夫、か?」




『胸板…げへへ…っは!ありがとう!潮江君!全然へーき!昨日は当たってごめんね!ってか今もぶつかってごめん!』




「っふ…そうかよ」




『あらやだいい男』





笑って許してくれた潮江君はイケメンでしたまる。






「いつまで抱き合ってるつもりだお前ら」




『うふっ、いつまででもーって潮江君!?』



「軽いな」




持ち上げられたー!!


キャー!格好いいー!素敵ー!惚れちゃうー!




「ずるいぞ文次!私にもやらせろ!」




「子供のようだな名無し」



『それは解せぬ』



「ほら、まだ完治してないんだからあんまりはしゃいじゃダメだよ」



『はーい!降ろしてー』




「あぁ」





「さ、名無しちゃん食堂に行こう」




『わー行きたい!お腹ペコペコー!』



「子供みたいだな名無しちゃん!」




『それは解せぬ』





なんだかよくわかんないけど6年の皆は温かく向かえ入れてくれて皆名前で呼んで良いってって言ってくれて



食堂に行ったら一年生ちゃん達もわらわらと集まってきて
仕事が決まって良かったですねとかもう天女じゃないですよとか感動的な言葉を掛けてくれて(やばい幸せ)



西川君に今日の放課後開けといてくださいよと念を押されて
他の二年生からおはようございますと言われた(なにこれ幸せ)



三反田くん率いる三年生になぜか笑われて(爆笑された解せぬ、でも幸せ!)



喜八郎君が前の蛸壺埋めたので新しいの作りまーすって教えてくれて
平くんが特別に滝夜叉丸と呼んで良いって言ってくれて
二人が他の四年生も紹介したいので時間開けておいてくださいよって言ってくれて(素敵!幸せ!)


五年生は何故か微笑みをくれて(鉢屋君が二人いた怖い…え、怖い)




先生方もあの話が聞きたいとかこれはどうゆう原理なのかとか色々聞きたいとか言ってくれて(ギャップがヤバイ、あと山本先生の美しさに悶えた)



なんだよ、





ただの幸せじゃねぇかよ






『皆まとめて天女マジックにかかってんじゃねぇよ』





あーもー







もう信じていいよね!

嘘でもいいよね!

騙されたっていいよね!



単純な私は室町地上の城千と名無しの恩返しポンポコだよ!






嬉しすぎかよ!!




(平成ポン○コ、天空の城○ピュタ、千と千○の神隠し、○の恩返しを混ぜてます)
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