笑えや笑え

□ど
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そしてあれから何時間かまた英語と格闘してたら…


あーなんだろこれ



「と、言うわけで先生も一緒に来ましたー!」



なんつーか




『イケパラやないかい!』



本当に来ちゃったよ!!しかも10歳でこのイケメン揃い!!何でや!可愛い!かっこいい!忍術学園!イケパラ!






「いけ…?あの!名無しのさんは食満先輩と同い年なんですかぁー?」


「15歳って言ってだしそうだろ?」



「はにゃー?」



『あーえーっと…この学園は顔審査で入園を決めるのかな?』



「いえ、お金さえ払えばどんなかたでも入学できます。」



『じゃぁ類友か…乙女はタメかそう言えば善法寺君と同室とかなんとか』




「類友って何ですか?僕は黒木庄左ヱ門です」



『あ、どうも、
類友は類は友を呼ぶと言って似た者同士が集まる的なことでふ』


「なめさんは好きですか?」



『え?なめさん?ちょっと存じ上げないっす』


「お金好きですかー?あひゃあひゃあひゃ」


『金は天下の回りもの、貯めるのも使うのも好きです』



「名無しのさんは名無しって言うんですかー?」


『はい、名無しです。』



「これはなんですか?」


『…生物の教科書です』


何て言うか…



カオスです



もう名前とか聞いたの一人だけだけどね!なんなんだこれ!先生!!!先生助けて!!




「お前達、まずはしっかり自己紹介しなさい。名無しのさん、私は土井半助です」


『ど、どうも…』



あーりがとうございまあああああす!!!





「「「「「#▲△◎□○※%〒#&*△◎」」」」」



ダメでした余計カオスでした。


もう観念して自分で聞くしかない…


『黒木君しかわかりませんでした!ごめんなさい!皆さんの名前を教えて下さい!!』


「んじゃぁ代表して僕が、右から山村 喜三太、摂津キリ丸、ニ郭伊助、僕黒木庄左ヱ門、福富しんべヱです!」


『…山村くん、摂津くん、ニ郭くん、黒木くん、福富くん』


「はい!」


『はい、どうも。私が名無しの名無しです。えっと…猪名寺君は?』


「僕たち一年は組の良い子達は人数が多いので2日に分けました」


おお、黒木君!君、めっちゃ良い子!!



『ありがとう黒木君、君学級委員でしょ』



「!?」


『お?あたり?しっかりものだもんねー先生は幸せだなぁ』



「僕は!?僕はなんだと思いますか?」


『んー…ニ郭君は…図書委員!』


「ぶー!!火薬委員会でしたー!」


『わかるかよー』


「「「「「『あはははははは』」」」」」





「じゃー僕はなんでしょー!!」


『山村くんは…おっとりっぽいからなぁ』


「ちなみに僕と一緒でぇーす!」



『福富君?大ヒントじゃーん!給食委員!!』


「「ぶー!!用具委員会でしたー!」」



『あちゃー!!』


「「「「「『あははははは!』」」」」」


「俺は?!」


『お、摂津君はお金関係だろ?会計…は違うか』


「あー顔見るの無し!」


『えー…じゃぁ…意外そうな所で…環境美化委員!』


「ぶー!!図書委員会でした!!」


『そっちかー!』



「「「「「『あっはははははは!』」」」」」


「名無しのさんは!?なに委員だったの?」


『なに委員でしょーか!』


「用具委員会!!」


「図書委員…は違いそう!」


「意外と学級委員会」


「火薬委員会じゃないのー?」



『火薬は学校にありませんでしたー私は放送委員でーす』


「ほうそう?ってなんですか?」


『あーえーっと…皆のお昼を楽しくさせるのとかイベントとかの司会進行係だよ』





こんな話を続けて大分彼らの事が解ってきたところで先生から言葉がかかりお開きとなりました。




『みんな、今日はありがとう!』


「はーい!」


「またお話しましょうねー」


『先生が良いって言ったらねー』


ばいばーいと手を降って去っていったは組の半分。




居なくなって急に寂しくなって



『勉強…するか』



勝負だ科学!!


なんか、よくわかんないけど幸せな時間だったな



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