うつらうつら
□『手がああああ』
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『んなもんか』
よ「選別はこのくらいね」
桃「だぁつかれたぁ」
『あとは切り取りとか張り付けとかだね』
日「圧倒的に氷帝のがおおいな」
財「いっちゃん遠いのに俺らんとこも多かったで」
『四天王寺はお宝の宝庫だしカメラ向けたら皆面白いことしてくれるし』
鳳「でも、やっぱり氷帝のが多かったよ!」
海「んなことで張り合うな」
よ「しっかしよくもまぁこんなに撮ったもんだわ」
『愛故よ』
切「そうかよ」
『さぁ、これで4校は片付いた!』
日「は?」
『あとは…ルドルフ、不動峰、六角、山吹、比嘉か…がんばるべ』
よ「ちょ、二年会って私達以外もやってるの?!」
『やってないよーでも、杏ちゃんとか祐太とか室町キュンとかダビデとかとは連絡とって話しておいた』
鳳「それ、スッゴク大変じゃない?」
切「マジかよ…」
『比嘉は2年レギュラー居ないから私一人でやんなきゃね』
海「…ここまでやっておいてお前一人にやらすかよ」
『薫の貴重なデレいただきましたーでもいいよ、もうすぐ中間テスト有るし皆も部活本格的に忙しくなるでしょ?ね、部長!』
海「…」
よ「あんたこそ勉強どうすんのよ」
『実は杏ちゃんに勉強教えてくれって言われてて来るならアキラとか深司とか来るでしょ?だからそんときでいいかな?って思ってる
他は日吉部長に頼んでルドルフとか六角とか偵察行かせてもらってそんとき話してくるつもりとにかく急がなきゃいけないのは手塚さんの分だけっしょ?あとは別に卒業式までに出来りゃいいし』
桃「でもよぉーいつ渡すんだ?」
『跡部さん絶対卒業パーティーするぞアーンとか言うっしょ』
鳳「絶対言うね」
切「それって俺らも行けんの?」
日「全校呼んでホテル貸しきりだろうな」
鳳「有りそうって言うか絶対そうなるね」
よ「私は全校手伝うわよ」
『だぁめ』
よ「海堂、いいわよね」
海「日時の把握だけさせろ」
『ほら、ダメに決まってるだろ…ってえ?』
切「ほんとは俺らも付き合いてぇけどよ…駄目だろ?部活とかあるし、この連休開けたらほとんど会わねぇんだし俺らのは明日中に終わらせて他は八代に手伝ってもらえよお前一人じゃぶっ壊れるぞ」
財「そや、なんのための2年会や」
桃「手伝う、名無しさん一人でいい格好とかさせねぇーよ。比嘉に勝ったのは俺らだあそこはうちが一番よく知ってるぜ?」
『いや、比嘉は皆ラインしてっから私の方が…来週遊びにいくし』
鳳「それでも、皆頼って欲しいってことだよ、名無しさんは一人で頑張らなくてもそのための俺達だしそのための2年会だろ?」
日「偵察の許可を出すのは俺だ、言うこと聞いておけ」
『っ、』
鳳「名無しさんの事が皆大好きだからさ、名無しさんが一人で大変だなんて嫌なんだよ?俺らそんなに役に立てないかな?」
『…はぁー…もーこうなるような気はしてたんだよね、甘えるとか…下手くそだし?頼って欲しいとか言われちゃうと今まで張ってた威勢がどっか行っちゃう』
切「お前そんなキャラじゃねぇし」
『じゃどんなキャラよ』
よ「がんばり屋」
鳳「努力家」
日「踏み込ませない」
財「のくせ踏み込む」
切「頼らない」
桃「裏切らない」
海「仲間」
『…泣く』
鳳「わかればよろしい、なんてね」
日「ほらティッシュ」
桃「いや、マジでないてんのか?」
海「泣いてるだろどう見ても」
切「そーいやぁ柳先輩が名無しさんは涙腺が弱いって言ってたな」
よ「弱いって言うか人情とかそうゆう系に弱いのよね〜全く可愛いんだから」
『ぅーだって、さぁー皆、忙しいしさぁーなかなか会えないじゃん?そんなこと言われたらもー嬉しくてぇー』
日「二ヶ月に一回、休みを会わせて2年会ってことになってるぞ」
『え、幹事抜きでそーゆーことになってんの?ってか光交通費ヤバくね?』
財「おー俺秘密兵器あんねん」
『は?』
よ「私のパパよ」
『あぁ鉄道関係だっけ?しかも結構お偉いさん』
財「時間かかるやろけど遅れても来るわ」
『光から愛を感じる』
切「俺も一時間ちょっとくらい掛かるけどこれねぇ距離じゃねぇし?」
『赤也からも愛を感じる』
よ「たった2回だけどされど2回よ二年会は」
『よーちゃんからも愛を感じる』
鳳「うんうん、俺も愛してるよ」
『ありがとう長太郎私も愛してるよ』
よ「はいはい、出直してらっしゃい」
鳳「認めてください御姉さん!」
『そうです!私達幸せになります!』
よ「私を残して幸せになれるなんて思わないことね」
日「いつの間にかいつもの会話に戻ってるな」
財「名無しさんはほんまアホやな」
海「アホと言うよりバカだ」
桃「名無しさん、俺がもらってやるからこっちこい」
『皆まとめて幸せにしてやんよ』
切「なぁ、早くテニスしてぇんだけど」
『歪みねぇな赤也』