ドクタケのくの一さん

□16話
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あれはまだ14の時


「ガキが逃げたぞ!追え!」


『やべっ』


忍者塾の卒業試験でとある城に行っていた私は会議現場を目撃し目まぐるしく動く情報にもっともっとと欲を出しすぎてバレてしまった


まぁ別に逃げられるだろ今日はドクタケも来てるしあいつら囮に逃げよ


屋根を走ってある程度のところでドクタケ忍軍発見した私はそこに突っ込むように降りた



「ぐへっ!」


『あ、ごめんなさい』


当時小頭だった八方斎様を踏んづけその隙に逃げ切ることが出来た



試験は無事合格したけどどうしても踏んづけてしまったあの人のことが気になって就活をほっぽってドクタケの城下に来た



『以外と穏やかな城下なんだな』





「ん?あ!お前はあの時のガキ!」


『ひぃ!すみませんすみませんすみません!今日は謝りに来たんですごめんなさいいいいいいいいいい』



そこで何があったとか卒業試験のこととか色々と優秀だとか就活中だが人見知りで無理とか要らんことまで話してしまい


挙げ句泣き出す私に



「就活もしてないでちゃらんぽらんな…うちで雇ってあげるから泣かないでよ!」


と、言ってくれたのでした












『ってな感じで就職したの』



「うわぁ…」


「名無しさんさん…」



「校長の頭踏んづけたとか…」







結果よければ全て良し!

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