ドクタケのくの一さん
□10話
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「お、おいあんた!」
『はぁい!』
「かわっ…じゃなかった、此処は立ち入り禁止だ!」
『ええ!?ご、ごめんなさい!私ったらただでさえ疑われてるのに…本当にごめんなさい…直ぐ戻りますね!』
「ま、まて、一応ボディチェックを…け、決してやらしい意味ではなく!」
『そうですよね!はい!私はなにもしてませんからどうぞ!』
「!?じ、じゃぁ失礼して//////」
『っん、』
「!」ビクッ
『っぁ、ん』
「!?」ビクッ
『ふふ、くすぐったくて変な声出ちゃいました。恥ずかしい////』
「っっっっっっっっっ!!!も、もういいです!」
『え?もうですか!?怪しいことしちゃったからちゃんと見てください!疑われて…魔界之小路先生にバレちゃったら…うぅ、クビに、なっちゃうからぁ…』シクシク
「、、、な、ならもう少し…」
「おい何してるんだ」
「あ、舳丸の兄貴…」
『私がここに迷い混んでしまったんです…ボディチェックをしてもらってました』
「俺がやるからお前は上に行け」
「は、はい!」
「はぁ…うちの若いのに手を出さないでもらえませんか」
『ご、ごめんなさい!』
「ん、なにも持ってませんね」
『はい!そんなことしたらクビになりますので!』
「では早く上に戻って、此処に居られたら疑うしかありませんよ。貴女はくの一なんですから」
『…はい、申し訳ありませんでした』
「くの一って怖いな」
「!?どうしたんですか?何かあったんですか?」
「なんもなくても疑っちまうしあれが演技かどうかもわかりゃしねぇ」
「演技…(でも、可愛かったしなぁ…)」
「惑わされてるんだか本心なのか、はぁ、なんでドクタケなんか受け入れたんだ…」
「(コレでおわりはちょっと切ない…あとで誘ってみよう!)」
続く