ドクタケのくの一さん

□6話
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『あら、キャプテン池でなにしてるのよ』


「切るところを間違えるな名無しさん、私の名前はキャプテン竜巻だ!」


『わかってるって、それより池にボート浮かべてなにしてんの?』

「うむ、船のチェックだ。皆を沈ませるわけにはいかないからな」


『そっか』


「どうだ乗ってみるか」


『ええ!?怖すぎでしょ!私よりいぶ鬼乗せてやんなよ!』



「?」


『最近とーちゃん遊んでくれないって愚痴ってたよ、チェックがてらいぶ鬼と遊んであげなよ。もし沈んでも楽しいでしょ池なら』



「まぁ…確かにな」


『ほら、仕事もできて家族サービスもできるなんて一石二鳥だよ!呼んできてあげるから遊んであげな、奥さんも忘れずにねー』


「あぁ」



『ふぅ、ったく父親って…』





忙しいのは子供にとっちゃ関係ないんだ。

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