ホグワーツ6年生

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いつものように朝を迎え、いつものようにリリーとジェームズの痴話喧嘩が始まり、いつものようにリーマスが止める。


いつものようにまな、リリー、シリウス、ジェームズ、リーマス、ピーターの6人で朝食へ向かう。





「あ、シリウス様よ!おはようございます!」

「シリウス〜おはよっ!」


「キャア!きましたわよ。おはようございますシリウス先輩」




そしていつものようにシリウスのファン
はシリウスに挨拶をする。





ここまでは今まで通りの普通の朝だった。





「あぁ。おはよ」









『‥‥えっ?』





女子が苦手だったはずのシリウスが、
周りにいるファンに挨拶を返した。

もちろんファンは初めて挨拶を返してもらったので黄色い声をあげる子もいれば
失神する子もいる



「うそぉっ!シリウスがあいさつ
してる!」

「わ、私も挨拶したい!
おはようシリウス君!」


「あぁ。はよ」



夢ではない。シリウスは優しい笑みで
女の子に挨拶をしているのだ。



な、なんで急に挨拶?それもちょっと
笑顔だし!

まなは驚いて声も出なかった。


『ジェームズ‥‥シリウスになんか飲ませたの!?』

こんなことあるはずがない。のんきに笑ってるジェームズの袖を引っ張って
問いつめる

「え!なにも飲ませてないよ?
ね?シリウス?」

「あ?あぁ。挨拶されたらやっぱ返さなきゃいけねーなって思ってな」


『ま、まぁ‥‥‥そうだけど‥‥』


挨拶は基本的な事だし、いいことなんだけど‥‥‥‥モヤモヤするな‥‥‥‥
    
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